パリで我謝監督の映画上映に力を尽くした 菊地さんと武本さん These Japanese ladies who support Kyoko Gasha’s film

2013年2月20日 水曜日

【makenaizone編集長 田中幸子の パリ訪問記録です】
2月14日(木)  しとしと雨の降る 寒い朝・・・
パリ在住の菊地早苗さんに会いに行ってきました。
昨年9月にはローマの映画祭の会場でちらっとお目にかかることができたのですが、今回は時間をいただいて、ゆっくりお話しすることができました。いきなりのご連絡にもかかわらず、時間を割いていただいたことに感謝です。
菊地さんは、昨年の3月11日にパリ近郊のナンテールで我謝京子さんの映画を上映したグループ 「千里の道 senrinomichi」を、Kevin Doddさんたちと立ち上げた中心メンバーです。
# 「千里の道」senrinomichi では、その後もwebでの発信を続けています。
Senrinomichi  facebookページ
また、2011年3月11日の パリにおける上映会については、以下の2つの記事をご覧ください。
# 『3.11 明日の為に Pour demain』@フランス・パリ近郊ナンテール 内藤敬介さんによるレポート
# 我謝京子さん「3.11 ここに生きる」を携えて世界ツアーへ☆ 現地リポート(3)3月11日 パリ

2012年の上映へ向けて、ほぼ二ヶ月間という短期間に日本語からフランス語への翻訳、ネイテフィIMG_0595ブチェックをして修正、そして映像に字幕データを入力…何人もの人が全力で3月へ向けて共同作業をしたそうです。
我謝京子監督は「被災地を忘れない。風化させない。」という強い決意で、10年間に渡って記録して行く計画です。さらに取材した結果を踏まえ、映画は進化し続けています。ローマではversion2を上映。
進化したversionを、次にまたフランス語圏で上映するためには追加分について翻訳をし、字幕は全編を入れ直すことが必要になります。これをどう進めるか… 作業の具体的な話を、映画のことをよくご存知の菊地さんに伺いました。


さて、菊地さんとお茶を飲んでいるところへ、もうひとりの日本人のお友だちから電話が入り、カフェへ来てくださいました。やはりパリに12年前から住んでいる、西宮出身の武本智沙さん。字幕の翻訳作業に協力したお一人です。
なんと武本さんと田中のあいだに共通の知り合いがいることが判明。95年神戸の震災の記憶・・・ びっくり、そして感動で涙が出そうになりました。
またひとり、被災地のこと、まけないぞうさんから「つながったー(*^^*)」瞬間でした。

 

 


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