2014年08月


2014.8.30

2014年8月30日 土曜日
15:00  24℃
                        :
                           :

六甲の山ふところは夏の雲
ボート日和の大川端よ
降ってきそうなうろころころこ
スーパーを出ればとっぷり三日月夜
秋灯す橋のたもとのイタめし屋
六甲山大川端そして信濃よ八月尽
ラジオの朝よ早く寝なさい


2014.8.29

2014年8月29日 金曜日

8:00   22℃

今夜は神戸に来ている。makenaizoneの大事な仲間の家族に訃報があって、新幹線に飛び乗った。
駅の近くは止んでいたのに、東灘区にはいるとザンザン降りの雨になった。
新幹線で尾崎放哉の俳句集を読みながら来たせいか、寂しさがつのる神戸の夜だ。
                       :
好きな句は
……心をまとめる鉛筆とがらす
……山ふところの風の饒舌
……そうめん煮すぎて団子にしても喰へる
……たまらなく笑ひこける声若い声よ
……あけがたとろりとした時の夢であつたよ
……ぶつりと鼻緒が切れた暗の中なる
                                   :
人はいつか死ぬる。なんで独りで生きなくてはならないか。
わたしはここに居る。わたしはここに居るぞな。
                                   :

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御影には君を遣らずの雨の秋       (哀悼 大くん)


2014.8.28

2014年8月28日 木曜日
makenaizoneの田中幸子編集長のIBC
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http://vimeo.com/104589808
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8:00   20℃


2014.8.27

2014年8月27日 水曜日
朝、目覚めると、そこはソファーの上だった。こういう日は大抵ついていない日が多いのだけれども……。
昼休み、うちのスタッフ総出でアイスバケツチャレンジの収録をば。
ALSは全身の筋肉が萎縮して動かなくなり、やがて呼吸が止まってしまい死に至る難病だが、2005年に法律が改正されて患者の親族以外にヘルパー職にも痰の吸引が許されるようになった。それまでは家族がやるしか他に方法がなく、一時間に1〜数回の痰吸引のために、在宅でALSの進行例で気管切開をして人工呼吸器を装着する事は、だから家族の寝ずの介護と引き換えに行われていたのだった。
すると、夫婦間のどちらに発症するのかという事に大きな差が出てくる。
夫が発症した場合は、呼吸器も付けるのが当たり前。介護は主に妻がするのが当たり前だった。
では、妻が発症した場合はどうか。呼吸器を付けるか否かで妻が拒否をする場合も多かった。その前に、病名と予後が分かった時点で、妻から離婚を申し出る例も多かったという。
2005年以降は、少しだけ家族の介護の手間が減ったのだが、未だに夫と妻の間には、この病気に対する「性差」が存在するのが現実だ。
というわけで、そんな「性差」を知ってもらうために、北海道旭川市の元麻酔医・現在は催眠術師の百合野方稀氏から指名をうけたのでアイスバケツチャレンジを引き受けたのでした。
次は、アイルランド在住のmekenaizoneの田中幸子編集長、神戸市のまけないぞうタオル仕分隊長の家藤美仁さんに指名しました。次はよろしくねん!
閉診後は三宅洋平のライブだと勝手に思って行ったら、講演会でした。
しかも偶然に堀口貞夫氏までみえていて感激したな。
洋平の手は、湿っててあったかい手だったぜ。
沖縄の大きなフェス前なので忙しいのかもしれないけど、東京は青山に出てきて、ちょっとした失言も3回アリ。全体的にちょっと「鈍」になっている部分もある。もう少し勉強をせんとあかん。わらじ編むおじいは男の中の男かい?選挙に出ると決まったら嫁入り前の女のようにさめざめと泣いたかい?しかも72歳は老人だといいおった。スリーアウト、チェンジ!もう少し磨けよ、洋平。三宅商店やる前に、自分の鏡をよく磨け!
しっかし、ソファーで寝落ちしちまったんだけれども、全くもっていい一日だったなぁ。
平和とは皆笑ってゐる米倉忌

 


2014.8.26

2014年8月26日 火曜日

今夜は閉診後に郡山の妹が遊びにやってきて、佃のイタリア料理屋さんでピッツァとパスタを食べながらあれこれおしゃべりタイムとあいなった。
                                         :
彼女の娘一家は郡山から会津若松に自主避難をしていたのだが、この夏、正式に会津に永住を決めたそうだ。その娘の一家に二人目の孫が生まれて、バアバも会津と行ったり来たり。夫の両親とも同居していて、介護にも時間がとられる。
だから時々、仕事で東京にやってきた時には、いっしょに美味しいものを食べることが息抜きになる。

彼女はピッツァに齧りつきながら、
「広島の避難所の人たち、ホテルに移せないんですかね?家も家族も失ってボロボロでしょうに」
本当にそうだ。25日の毎日新聞によると避難所に1669人が避難しているという。小学校の新学期が始まらない、と。
                                       :
広島市は、日本で有数のホテル王国なのだ。仙台の次に多いのではないだろうか。
そこに入ってもらってはどうだろうか。
政府のエライさんが言えば一瞬で決まる事だが、役人は被災者の平等が保たれないからという理由で、なかなか実行できやしないのだ。
                                      :
でも、被災者には、何よりも個室でゆっくり風呂に入り、清潔なベッドでぐっすり寝ることで、緊張状態を少し緩めることができるだろう。ボロボロになってしまった尊厳が少し取り戻せるのではないだろうか。
東日本大震災のように巨大な被災地なら不可能だろうが、2000人ほどの被災者に尊厳あるプライバシーと暖かい風呂がどれほど必要なことなのか、何時になったらこの国の役人にわかるのだろうか。
                                     :
とか何とか二人でとめどなくあれやこれや話しながら、ブラッドオレンジのムースまで食べて、最終の21:44の新幹線に間に合うように東京駅まで送って行った。乗ってしまえばたった80分で着くのだし、ここのところ毎月ぐらいに会っているのだが、別れはいつもせつない。いつも何となく、戦地に送り出すように感じるのだ。
                                     :
ところで今日の夕方、旭川のドクターからIBCの指名を受けてしまった。24時間以内に実行しなければならないので、27日は昼休みにアイスバケツをかぶる予定だ。色々な批判は承知の上だが、ALSと聞いては断れない。20年ほど前にALS友の会の方の講演を聴いてから、この病気にはいかに男女で社会的に格差があるものだったのか、片時も忘れたことはない。その話はまた次に。
                                      :
閉診後は三宅洋平のライブ。昨晩初めて洋平が自分でツイートしていたが、遅いぞ洋平!246席のライブ会場など、瞬時のsold-outにならなくてどうするよ。
それから17時からはNHKの「ゆうどき」という番組にちょこっと出ます。
                                       :

 


2014.8.25

2014年8月25日 月曜日

夏休みに友人が軽井沢に持ってきたマンガ「アドルフに告ぐ」手塚治虫作を読んで(自分は生まれてこの方、長編のマンガを読んだ事がなく、というかあんまりマンガが得意では無かったのだが、今回はiPadにダウンロードして読破してしまった)、その後ヒトラー特集のテレビを見たりして、ここのところちょっとしたヒトラーのマイブームになっている。
ヒトラーだけではなく、その周辺の時代に何があったのか。もっともっと知りたい。
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という訳で、昨晩、FIグランプリを見て眠りにつこうとしていたら、そのままBSのどこかのチャンネルで、ケイト・ウィンスレット主演の「愛を読むひと」がやっていて、ついつい午前3時過ぎまで惹き込まれて観てしまった。もうケイト・ウィンスレットがめっちゃ良かったし、最後の20分間がまた、現代アメリカを象徴する設定になっていて秀逸だった。
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話しは1958年から1955年までの、ドイツ人の男性の半生を描いたものなのだが、ケイト・ウィンスレットとレイフ・ファインズが演じる女と男の、個人の力ではどうにも抗うことができなかった孤独な人生が、観る者の胸に突き刺さってくる。
ドイツは戦後長い間、自分たちでユダヤ人虐殺のことを総括していて、それが戦後になっても身近かな人が裁かれていなんだなぁ、きっと多くのドイツ人が、戦後もずっと戦争の責任を個人の感情の中に背負って、ヨーロッパ大陸の中で生きてきたんだなぁ。と。
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日本はその間、いったい何をやっていたのだろう。
かなりリベラルな本屋さんでも、嫌韓・嫌中の本が平積みになっている現在、ドイツではそういうのは決して無いだろう。
いや、あれだけイスラエルが米英とイケイケで、中東でどんなに非情なことをしようとも、ドイツはたいへんクールに構えている。本屋さんに嫌ユダヤの本が平積みなんてことは、まず絶対にないだろう。
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ここのところ、心の中で怒りの中心のモワモワした塊が、映画「愛を読むひと」を観たら、とてつもなくやるせなくなってしまった。何やっているのだろう、この国は。
今宵もドイツと日本のあきれるほどの差を感じながら、モワモワが止まらないのだ。
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8:00   27℃

 


2014.8.24

2014年8月24日 日曜日
7:35    22℃

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薄紅葉さきに一枝紅となる まるでわたしとあなたのように


2014.8.23

2014年8月23日 土曜日

この週末は関西の「まけないぞう」仲間たちが、丹波や福知山の水害のボランティアに動いている。自分が動けなくて、本当に心苦しい。
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3年前、兵庫県の佐用町の水害現場に入ったのだが、もう見るもの聞くもの全て未知の世界だった。山の保水能力低下は、この国の森林国土計画の甘さ・木材の国際価格低下・高度成長期の都市の工業化・林業の衰退・林間地権者の管理放棄・森林組合の衰退・急速なる人口の高齢化・限界集落化・そこに異常気象と幾重にもトリガーが有ったのに、水害が起こるまで勉強不足だった自分を恥じた。
ひとたび水害が起こると、長期に渡っての公共工事を要する訳で、だったら森林組合の立て直しを地域の雇用に結びつけて、村おこしをやったらええやん、とか思うのだが現実はそう甘くない。
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今回の広島は、そこに正に「まさ土」があって以前から危険地域として認識されていたのだが、考えてみればそんな所は全国に数え切れないほどある。神戸だって生駒山の裾だってそうだ。

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では、東京はどうか。従前から首都直下地震があれば、木密地域(木造住宅密集地域)である墨田区・江戸川区・渋谷区・中野区・世田谷区などには消防車が入れない地域の、大規模な延焼が起こる事は、国も都も地域の住民も想定している。けれども、一朝一夕には事は解決はしない。
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もう一点、大事な事なのだが、海抜ゼロメートル地帯にマンションが林立している江東区の豊洲や有明なども、実は大きなリスクが潜んでいる地域なのだ。
豊洲や有明のマンションは、団塊ジュニアの世代がガッシリとローンを組んで住居としている。次の東京を襲う大震災時に、これらのマンション群がどうなるのか、世界的にひっそりと注目をされている地域なのだ。もっぱら大規模な液状化に耐えることができるのか、という視点による。しかしながら、災害社会学的に最も大事な視点は、もし耐えられなければ、この地域に住む人々は地震の発生とともに二重ローンの生活が待っている、ということだ。
こうしたことは、どういう訳だか誰も指摘しない。つまり、それこそが、大問題なのだ。
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2014.8.22

2014年8月22日 金曜日

 

「被ばく健診」を始めるために   青木クリニック  青木正美

はじめに

2011年3月11日の福島原発事故から、3年半が経った。この間、被災者の最も不安である事柄は「健康被害」についてである。

この3年半の被ばく検診の実態を紹介し、今後長らくつき合わざるを得ない低線量被ばく時代の「被ばく健診」のあり方について考えてみたい。

1.現行の「被ばく検診」のあらまし

この間、事故による「被ばく検診」は福島復興再生特別措置法(以下は福島特措法)によって、福島県民にのみ以下が実行されている。これは「基本調査」「甲状腺検査」「健康診査」の3部門からなっている。

「基本調査」は全県民を対象に初期被ばくの時期には何処に居たのかという実態を調べたアンケート調査である。

「甲状腺検査」は2011年3月11日に0から18歳までの全県民36万人を対象に甲状腺の視診・触診・エコーが行われている。ここで結節性病変が認められた場合には福島県立医大に於いて二次検査(詳細なエコー・採血・尿検査・細胞診)が行われる。

「健康診査」は避難地域住人(田村市・南相馬市・川俣町・広野町・楢葉町・富岡町・川内村・大熊町・双葉町・浪江町・葛尾村・飯舘村・伊達市の一部)の全てと「基本調査」で外部被ばく量が高かった者にだけ行われている。

ここで注目すべきなのは、浜通りの13町村以外の県民に対しては、既存の健診(労働安全衛生法に基づく定期健康診断、学校保健法に基づく健康診断など)をする際に、希望者には血液検査を行っているという事実である。この検査の対象数は40万人ほど。

通常、放射線障害で最も検査に反映するのは、白血球であるので、白血球分画は必須と考えるが、実は13町村以外の地域では検査がなされていない。

この事故に因って、被ばくが疑われている地域の人々には等しく、せめて白血球分画の検査は、定期的に行うべきであろう。ましてや、福島特措法ではその対象者は、「福島県民」に限られているのが現状なのである。

2.福島県以外での検診の実態

3月11日の原発事故による放射線汚染は、福島県のみならず広い範囲に拡散してしまい、栃木県北部・茨城県・群馬県などの北関東地位域や千葉県から東京都の一部の東葛地域、宮城県の一部も高濃度汚染地域になってしまった。

ところが、これらの地域では、3年半経った今でも何らの被ばく検診は実施されていない。

心配した母子が自発的に検診を行っているのが実情である。

3.現行の健診制度

現在日本では、世界で有数の国民皆保険制度が稼働しているといわれている。また、年齢により各種の健診制度が稼働している。例えば、母子保健法によって実施されている乳幼児検診、学校保険安全法によって実施されている学校検診、40歳以上には健康保険法で実施されているいわゆる「メタボ検診」などの現行制度が稼働している。

これだけの大規模な放射線汚染が起こってしまった現在、本来であれば広島・長崎での「原爆手帳制度」のような、国費による新しい検診制度を創設するべきであると筆者は思うのだが、第一に未だ低線量被ばくの健康被害の実態が不明な点が多く、それ故に因果関係の有無について全く議論が進んでいない。第二には少子高齢化により、ここ20年ほどで健康保険制度の疲弊が厳しく、また医療費により国家財政の逼迫されているのが現実的である。このままでは、被ばく健診・被ばく医療の新しい制度を創設して動かすには大変な時間がかかり、持続的な健診を続けてゆくのは困難では無いかと思われる。そこで、健康保険法の小規模改定などにより、現行の健診制度を利用しての「被ばく健診」を、可及的速やかに実現することができないだろうか?

4.現行制度を最大限に活用する

現在最も大規模に行われているのが、前述した成人のいわゆる「メタボ健診」である。これは20年度から始まった検診であるが、被保険者がそれぞれに属している各種の社会保険や組合保険・国民健康保険などを全て横断して、それぞれの職場の健診などに組み込んで、健康保険法に基づいて生活習慣病の検査を行いこれを厚労省が直接管理している。

この「メタボ健診」方式で、学校検診や乳幼児健診に白血球分画を含む血液検査を追加できないだろうか。

いま学校検診では小中学9年間に2回の心電図健診が実施されているが、セシウムは心筋に沈着することがよく知られているので、学校健診の心電図のデータの活用も有意義に使いたいものである。

さいごに

原発事故から3年半が経ったが、健康被害の話題は専ら甲状腺癌に収斂され、その他の健康被害を完全に黙殺するような異常な社会状況にある。

しかし子どもたちの異常の報告は数多くあり、私たち臨床医は低線量被ばくによる健康被害について、今後も注意深く診てゆく必要があるだろう。

チェルノブイリの事故の後、ソ連の隠蔽工作に異議申し立てをして、子ども達の健康被害を真っ先に告発したのは、ウクライナやロシアの女性医師たちであった。その先達の勇気に敬意を表しながら、ここに新たな「被ばく健診」の提言をしたく思う。

日本女医会東京都支部会誌50号より

 

8:00  30℃

虫の声する信濃の夜半よ
こんなに好きといっているのに
サイゴノタブーヤブリニユコウゼ


2014.8.21

2014年8月21日 木曜日

8:00  31℃


2014.8.20

2014年8月20日 水曜日

この度の広島市の土砂災害はたいへん大きな規模になってしまった。
先日の福知山市と丹波ささやまの水害には、「被災者生活再建支援法」の適応が決まっている。広島市にも当然ながら適応になるだろうが、これらの法律の、その立法の経緯を改めてしみじみと考える夜だ。
:
「被災者生活再建支援法」とは、阪神・淡路大震災が起こるまでは、個人の私有財産に対しての保障は行わないという国是(戦後は特に持ち家制度であったため)であったのだが、余りにも甚大な住宅倒壊の被害が出たため、兵庫県を中心に小田実氏や伊賀興一氏などが中心になって大きな住民運動が起き、2400万人の署名が集まり議員立法が成されたのだった。
:
わたしの関西学院大学の災害復興制度研究所のボス・山中茂樹氏は、この震災の当時、朝日新聞のデスクだったそうだが、日々記事を送り出す中で、「住宅を失った人々の生活は新聞記事では救えない」と考え、研究者への道に入ったという。小田氏らの運動を支えた一人だ。
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さて、この自然災害が多発する国に暮らしていて、今は未知の戦争被害にまで考慮しなくてはならなくなってしまった。それを決めた国の執行部は、この国の災害史をどれくらい知っているのだろう。
中国の軍よりも何よりも、この国が一番に用心しなくてはならないことは、自然の力なのではないか。
:
そこで、いつもわたしは立ち止まってしまうのだ。たった今、自分は何をすればいいのだろうか。
東日本大震災での福島第一原発事故を目の当たりにして、「医療だけでは人を救えない」と、わたしはずっと思ってきた。
尊い命と尊厳ある暮らしを守る為には、しっかりとした理念に裏打ちされた建付けのいい使い勝手のいい法律が必要なのだ、と、心からそう思う。
立法の頭のある人々に、そこをもっと考えて欲しいのだ。戦争法案などではなくて!
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8:00  30℃
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2014.8.19

2014年8月19日 火曜日

8:00  30℃

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言われてみれば薄紅葉左岸にも
「髪ある限りジェンダーに縛られり」 残暑に悟りぬ再発の君
木次牛乳旨しこの夜

2014.8.18

2014年8月18日 月曜日

8:00  29℃

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約30頭のぞうさんが、カトリック戸塚教会で「お引っ越し」

【神奈川県のまけないぞうサポーター 佐野純三さんからのお便りです。】
ご近所作戦と平行して、今日、約30頭のぞうさんが、カトリック戸塚教会で「お引っ越し」。
「まけないぞう」サポーターの皆さんです!
Aujourd’hui une trentaine de “Makenaizo” ont trouvé leurs familles. 


佐野さん、本当に素敵なお写真とメッセージをどうもありがとうございます!
いつも まけないぞうプロジェクトに温かいお心を寄せて下さる佐野さん、そして皆さまの温かいお気持ちに心より御礼申し上げます!
これからも引き続きどうぞ宜しくお願い致します。感謝をこめて。
Aujourd’hui une trentaine de “Makenaizo” ont trouvé leurs familles.
I am so happy and pleased to inform that 30 Makenaizo Elephants have found the new families at Totsuka Catholic Church today! Here is the picture of the beautiful smiles of Makenaizo Supporters! — Lots of thanks to Sano-san & all the warm-hearted supporters at Totsuka Catholic Church for your great support & understanding for this project. Looking forward to your continued love & support ! With much thanks!
I am so happy and pleased to inform that 30 Makenaizo Elephants have found the new families at Totsuka Catholic Church today!
Here is the picture of the beautiful smiles of Makenaizo Supporters!

TotsukaChurchGroup


作り手さんへ 紙で渡していただくお手紙(2014年8月)

2014年8月17日 日曜日

8月23日ごろから、被災地NGO恊働センターの増島智子さんが また岩手に行かれるとの連絡をいただきました。
作り手さんにお渡しいただくお手紙を作りました。

応援の写真を提供していただきました方々 ご協力ありがとうございます。
間に合ってほっとしました。
まけないぞうすると、元気が出る不思議
Prepared these paper-based letter to get delivered to Makenaizo Elephants-maker ladies in the northern Japan next week. Thank you to those who contributed and participated to support Makenaizo Elephants.

MakenaizoTegami2014August1 MakenaizoTegami2014August2


2014.8.17

18:00   29℃
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娑婆へ戻らば容赦なき蝉しぐれ


2014.8.16

2014年8月16日 土曜日
5:00  28℃
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秋めいてくる東京の汀から


2014.8.15

2014年8月15日 金曜日
10:00  23℃
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アドルフや献花している敗戦忌


2014.8.14

2014年8月14日 木曜日

今日も午後から軽井沢町立図書館へ。
それにしても、何処もかしこも混んでいる。裏道を駆使して、なおかつ裏の裏を行ったのに大渋滞に捕まってしまった。でもって誰も彼も、ドライバーが怒りっぽい。そんな所で怒鳴ったって仕方あるまい。急に自分が気が長くなったのかもしれないと思うほど、みんなピリピリしている。
:
さて、昨日と同じような席に座ったら、昨日と同じ少女と同じ机になった。
高校受験の受験生なのだが、昨日から本やノートのめくり方が荒くて、大きな音を立てながら本の開け閉めをするので、なぜかとても気になっていた少女だ。
昨日は真横だったのだが、今日は向かいの席だったので、それとなく様子をうかがった。
:
何でこんなにオーバーに音を立てるのだろうか。しかめっ面でイライラを全部ページにぶつけているのかしらん。どんな悩みがあるのだろうか。第一、あなたは本当に勉強しているの?
数学と英語の問題集のページを何度もガシャガシャめくって、5時のチャイムとともに帰って行った。
:
それにしてもこの国は、いつからこんな切羽詰まった忙しい国になってしまったのだろう。
あの戦争の前は、もう少しゆとりのある時代だったのだろうか。
酷い酷い戦争が続き、漸く終わって空襲のない平和な日々がやってきたと思ったら、生めや増やせで貧乏と多忙の日々に突入した。
:
あの1945年に終わった世界的な戦争の後で、米国によって日本の目ぼしい都市では空爆され、焼夷弾で家が焼かれてしまった。
そうして無条件降伏の後、日本の住宅政策は米国と同様の「持ち家政策」を取ることになる。
:
ベビーブーム世代が住宅取得する時期には、住宅に関連する形で電気製品やクルマなどの大型消費需要が伸び、戦後最大のバブル景気となった。やがて行き過ぎたバブルは弾けたのだが、その後はご存じの通り景気は一向に回復しない。
あの手この手でケインズ的な経済の立て直しをはかっても、また最近の政治家の名前を冠した極端な円安と異次元の財政出動と武器や原発を輸出し、企業減税をしっかりやって大型間接税を導入するという、本当に馬鹿げた事をやっても、安倍ちゃんの仲良し雇われ社長が潤って高級官僚の天下りが増えるだけなのではないか。
:
こんな「幻を追いかけるような」政策では、誰も幸せになれないのではないか。デフレを止める訳にはゆかないのではないか。では、どうすればいいのだろうか。
戦後長らく続けてきた集団的無責任師主義を一刻も早く終わらせ、漠たる思い込みは止め、「景気動向」よりも「命の動向」を一番に考える政策を打ってゆくことが大事なのではないか。
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高齢化社会を一人の孤立も招かない、大胆な社会福祉政策を打ってみる。今の消費税を全て社会保障政策に転嫁するだけで、社会の多くの人々は「転落の危機」から免れるようになる。
具体的には、介護関連の最低賃金を明確化し、今後20年間は物価スライドしながら賃金拡大をする。すると大きな需要の中に巨大なマーケットが一夜にして出現するのだ。
それから高校までの教育費と給食費の無料化を実施する。大学の奨学金は大型の寄付制度導入する。(奨学金寄付基金に寄付をすると免税される)
この2点を改善するだけで、内需は忽ち拡大し、誰もがもっと明るい未来を描けるようになるに違いない。
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戦後の「持ち家政策」の大失敗がここまで傷口を大きくしてしまった。大震災時代と新たな戦前の危機の前に、この決定的な事実だけは共有してゆきたいものだ。
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それにはまず、脱戦争経済だな。さようなら原発だ。
さ、川内原発再稼働へのパブコメを書かないと。
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2014.8.13

2014年8月13日 水曜日

一年で2回、続けての休暇を取れる盆と正月。
最長でも9日間。あとは週末は休日だが、こういう生活を長くしていると、本当にまとめて勉強する時間がない。
月から金の9時から13時、14時から18時の外来。その後は、喰って帰って寝ることしかできない。
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なのでアウトプットばかりが増えて、インプットがままならないので、脳も心も枯渇してくる。
今回の休みには、前々から調べたかったことがあって、本をしこたま買い込んで、でもって今朝は10時から読書を開始したのだが……あらら、知らない間に寝てしまっている。
肩のあたりの寒さで目を覚ます曇りの軽井沢だ。
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これはいかん。コーヒーをいれて心を入れ替え、本に向かう。でもでも、どうしても瞼が垂れてくる。そんなこんな昼過ぎまで、ウトウトと格闘したのだが、一大決心をして中軽井沢の駅ナカの新しい図書館へ行くことにした。
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町中の渋滞を避けるために、ありとあらゆる裏道を駆使して、中軽の駅に到着。
図書館に入ってみると、じぇじぇ、ここも人が多い多い。
高校受験生と大学受験生の間の席を確保して、読書開始だ。
まずは自律神経の基礎の勉強。なるほど、なるほど。
軽井沢図書館はwifiがフリーなので、iPad miniで調べものもサクサクと。
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図書館で勉強するって、昔から好きだったのだが、ここは晴れていれば真っ正面に浅間山が見える席があるだよ。同じ建物にカフェもあるのだが、そのカフェよりも見晴らしが良いのだ。
それに受験生に挟まれていると、これが眠くならないから不思議だ。その代わり、右隣の受験生はずっと爆睡していた。ま、若いと眠いのだろなぁ。
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結局4時間ほど図書館に居て、混み合うスーパーマーケットで買い物をして、モカソフトクリームを齧りながら帰宅。いまゴソゴソと野菜スープを仕込み中。
これは明日も行くっきゃないな。
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盆に入るやむにやまれぬ眠気あり

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