2014年11月


2014.11.30

2014年11月30日 日曜日

少し気温が高かった日曜日、日本女医会栃木県支部総会のために宇都宮へ。
大学卒業して宇都宮を訪ねる度に、どんどん変わってゆく街。

大通りに面した会場の窓から、県庁うらの御殿山の紅葉が見えた。
学生時代はちっとも好きになれなかった街だが、今日はものすごく懐かしい風景に、ふっと30年前を思い出した。

総会では、地震の話を聴いて頂いた。
今の地震の状況、火山の状況、これからどんなことが起こる可能性があるのか。
医師という職業は、まずもって危機管理に長けているので、地震の基礎を知ると比較的防災に興味をもってくれることが多い。

また、栃木県には福島県からの避難者の方々もたくさん暮らしているし、北部は関東でも有数の汚染地帯でもある。
という訳で、90分間の講演の後も震災・防災関連の歓談が夕方まで続いた。
この話題を突き詰めると、必然的にたいへんポリティカルな話となった。

この総選挙、自民はかなり侮っているぞよ。
国民はそれほど馬鹿ではないぞな。
投票日が、ちょっと楽しみになってきた。


カトリック麻布教会のバザーで、また「まけないぞう」のご縁がつながりました

【東京のまけないぞう応援 「マリア隊」がんばってます!! 吉澤美枝子さん&田中純子さんのお便りです】
11/30はカトリック麻布教会バザーにお邪魔して、まけないぞうの販売会をマリア隊の2名で行いました。mikosan
お天気にも恵まれて、何とか33頭と子象 8頭がお引越し。
makenaizoneHP編集担当をしてる姉(田中幸子)の学生さんだったという、素敵な若いお父さん 福井さんが第1号のお客様。ご家族でゾウさんを買いに来てくださいました。
「大学のときの先生がまけないぞうを応援しているんです」
「それって幸子さんですね」「ワタシ妹なんです」と、会話が弾みました。

最後の若いお嬢さんは、2011年5月と8月に被災地に行き、釜石で、まけないぞうを作ったそうです。
「私も作っていました」と。
素敵な出会いに、わたしたちも感激でした。
「とても懐かしい!それきり行けないのが心苦しい」と。
いえいえ、こうやって忘れずにいて下さることが大事で す!!

麻布教会での販売も3年目。
お顔馴染みも出来、温かく受け入れていただいています。
「100円しかない」と言うスカウトの少年少女たちに「来年は400円 持って来てね」と来年の予告まで。
マリア隊、次の出動は17日のHOPEコンサート。
和美さん、ゆき子さんとフルメンバーで楽しいゾウ☆


マリア隊 大活躍!!  こつこつ続けて、皆さんのご協力に支えられている販売会。 そしてまた、思いがけない出会いが。
そんな嬉しく不思議なご縁がつながる まけないぞうさんパワー素敵ですね。
美枝子さん&純子さんのやさしく明るい笑顔が 心にじわっとしみこんできます。

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元気な福井さんご一家の笑顔も、被災地の作り手さんにお届けしますね!!
つながって、とても嬉しいですね!!

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2011年5月と8月に被災地に行き、釜石で、まけないぞうを作ったそうです。
「とても懐かしいです」と笑顔でした!

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11月13日 とりよせた、ぞうさんたちです。

11月13日 とりよせた、ぞうさんたちです。

 


東北の被災地から、広島の被災地へ。おみまいの「まけないぞう」が気持ちを運びました。

2014年11月29日 土曜日

11月29日
陸前高田の仮設住宅にお住まいの「まけないぞう」の作り手さんに、広島での49日法要の時にお届けしたまけないぞうの写真をプレゼントしました。
お役に立ててよかったとうれしそうでしたよ。
「私たちもお世話になったからね」と・・・。
こちらのレポートも 合わせてご覧ください。
東日本大震災 レポートNO.251

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(T) おふたり それから 同じ仮設にお住まいだった奥さんも、おかわりありませんか
(増島) はい、お元気ですよ!ぞうさんの材料をお持ちしたらまた張り切ってくれていましたよ(^^)「ぞうさん、まだあるの??」といつものセリフを言いながら。ぜひ機会があればまた来て下さいね。
(郁ちゃん) 元気そうでなによりなにより。えがったえがった。この笑顔を見たらほんまに会いたくなるなぁ~(*´∀`*)ノ
(増島) 郁ちゃん、お手紙もお届けしました。みんなみなさんのこと覚えていますよ。
(T) 「あーもっと細かく縫わなくちゃダメだよ〜」と言われましたっけ。 Mさん 早々とできてたし。
(増島) そうでしたね。懐かしいですね~
(T) もう一年経ってしまったのですものね そのあいだにも広島や丹波とつないでくれた まけないぞうさん。支え合いすばらしいですね。増島さん おだいじに みなさんに宜しくお伝えくださいね
(増島) はい!あっという間なような、長かったような一年ですね。そんな月日をこれからも被災者の方は重ねていかれると思います。やはり「自立とは支え合い」ですね。20年の節目を迎える神戸からこれまでのそれぞれの被災地を振り返るといろいろ考えさせられます。まだまだです。


2014.11.28

2014年11月28日 金曜日

 

【衆議院選挙の投票に行きましょう】 ‪#‎選挙br‬
12月14日は投票所にGO!
私は投票率アップのためのSNS『選挙バトンリレー』に賛同します。

小林玲子さんからのバトンを、北原みのりさん、樋口明雄さん、 Akeo Takahashi
さんにバトンを渡したく思います。お忙しい中恐縮ですが、どうぞ宜しく御願い致します。
子ども達の未来のため、カネよりもずっと大事な「民主主義」と「自由」を取り戻しましょう!
SNS『選挙バトンリレー』のルールなどは以下の動画のとおりです。(※要するに,自分で「選挙行きます!」と言うか,あるいは,誰かと選挙について語り合って,その写真をアップして、バトンを3名の友人に回します☆)

たか子さんのまけないぞう、作り手さん訪問レポート(2)陸前高田の作り手さんのおはなし

2014年11月27日 木曜日

被災地の作り手さんを訪ねた 児玉たか子さんのレポートのつづきです。
<まけないぞう、作り手さん訪問レポート>(2)陸前高田

今回印象的なお話をして下さったのが、陸前高田の復興住宅に移られたばかりの作り手さん、ご主人が津波で流されている。
増島さんも「今日は本当に良く喋られてましたね。お引越ししたばかり、何か節目の時だからまた被災した直後避難所からの思い出も甦るんですかね」
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お母さんが話してくれた避難所での日経の新聞記者とのやりとりに私も思わず涙。
10495286_479296972213127_1801854777912011814_oそうしたらお母さん、「使え」ティッシュ箱すっと出してくれた。
ここでも行政に対して、国に対しての不満をNGOのお姉さんしっかり受け止めていたっけ。相手と同じ東北弁に自然となっているから凄い。
私は時々ヒアリングができない(笑)
きっとこの人は「傾聴ボランティア」のエキスパートなのだ。再会したとたん、その人の心にすっと寄り添い、相手の辛さ、苦しみを静かに聴き取る。
そして作り手さんの言葉がいつまでも心に残る。

「結局、私達のこと一番わかってくれているのは、あの日からずっと寄り添って支えてくれているボランティアさんだなあ。地震と津波がなかったら会えなかったけんど、本当に会えてよかったなあ」


今700億のお金を使って選挙戦をスタートさせた大して偉くもないのに先生と呼ばれる政治家さん皆さんに言いたい。
選挙に勝つことばかり考えていないで、その前にまず被災地東北で”傾聴ボランティア” 何年かやってから先生と呼ばれて下さい。
作り手さんも言ってたっけ、「選挙の時しか顔見せないよ、ああいう人達は。」

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高台にできた復興住宅からかつて住んでいた沿岸部を見渡せる。

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御嬢さんが海外旅行で買った木製の小さな象さん、津波で流され諦めていたけれど、だいぶ経ってから奇跡的に発見されたのだとか。左前足は欠けて立てないのだけど。

御嬢さんが海外旅行で買った木製の小さな象さん、津波で流され諦めていたけれど、だいぶ経ってから奇跡的に発見されたのだとか。左前足は欠けて立てないのだけど。

ベルトコンベアを”虹の架け橋”と呼ぶ? 一見復興は進んでいるように見えるけれど...

ベルトコンベアを”虹の架け橋”と呼ぶ? 一見復興は進んでいるように見えるけれど...

 


たか子さんの 作り手さん訪問レポート (1)どこまでも優しく寄り添う増島さんにたくさん教わりました。

11月27日
makenaizoneメンバーの児玉たか子さんが このほど 被災地の作り手さんをたずねました。
被災地NGO恊働センターの増島智子さんと同行して、いろいろなところへ行き、現地の様子をじかに見聞きした、数日間のレポートです。
たか子さんの写真と解説でご覧ください!
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<続ける支援、繋がる東北、絆が嬉しい深いい~旅:まけないぞう、作り手さん訪問レポ-ト>(1)
-遠野馬の里、釜石、大槌町-「来月はお馬さんのイベントもありますよ、是非遠野に来て下さい。」
10月に神戸のNGO協働センターを訪問した際、スタッフの増島さんに言って頂いたひと言でまさか東北被災地訪問が実現するとは!?
昨年大学の100周年イベントで東北支援のタオルのぞうさん、“まけないぞう”をお手伝い、その時の彼女との初対面以来なぜかずっとその素敵なオーラに魅せられてきた私だけれど、今回彼女の支援の旅に同行、被災地作り手さんとの交流を間近で拝見し、私の勘は大当たり、我ながら嬉しかった。
どこまでも優しく被災者に寄り添い、日々新聞何紙もチェックし切り取り、被災者の“今”を読み解き、時に厳しく怒り(世の不条理や不平等に対して)東北の為に働く、いえ丹波、広島、災害のあった場所どこへでも飛んでいく彼女、そんな増島さんから教わることは山ほどの充実の数日間でした。
しかし、良く食べ、良く飲み(もちろんお酒!)沢山語りましたねえ。秋刀魚、鮑ご飯、カキフライ、お漬物、干し柿etc、
「お茶っこしてけ」「昼さ食べたか?」作り手さんが出して下さる何もかもが至極美味しい、御酒もご飯も進みます。行くまではNGOのスタッフさんは、日々作り手さんを周り、宿に帰ればひとり淋しいだろうな、大変な仕事だな、そう思っていたのですが、いえいえどうして、3.11から被災された方々と優しい関係を築いてきた彼女は彼女で、先生、先生、智ちゃん、智子ちゃんと多くの方々に慕われそして支えられている!それがまたとても暖かい。takakosan
支え、支えられ、今の東北支援は成り立っているのだと、被災者のおかあさん達に心から感謝の旅でもありました。
しかし、震災から3年8ヵ月、復興は遅々として進まず。(やっと復興住宅に移れた方もいましたが。)実際東北の地でそれを痛切に感じました。
まだまだ仮設で頑張るおばあさんも不便な暮らしが長引く中で人間関係を悪くしお隣さんとは口をきかなくなっていたり、復興住宅に入る抽選でも不平等が出ていたり、問題も山積です。
大企業が復興支援と名を変えて跋扈する利益至上主義の資本主義経済(大規模スーパーを出店しても、儲からなければすぐ撤退?地元高校生の就職先にはなりません)本当にそこに住む人々の為に考える復興なの、と。
それでも作り手さんのおかあさん達は日々試練を乗り越え、こちらが感心するほどに、どこまでも明るく過ごしておられます。
これから寒い冬が続きます、どうかお元気でと心に呟き遠野を後にしました。
そして私が東京に戻って来た翌日からはまた東京から30代の優しいイケメン君が有給休暇を取って増島さんとのボランティアに入るそう、そんな風にして次々と支援の輪が繋がります。
明日もまた明後日も。まけないぞう、タオルのぞうさんと共に...

 

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最高のサンマ、しゅうり貝(岩手のムール貝)春菊の蛸のサラダ、美味しいものが並びます。

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初日の晩は20代、30代若いボランティアさん、NPOの女性達と大宴会、巨大ぞうさんで隠れる酔っ払いMさん(笑)

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朝ごはんのフレンチトースト実は お麩なのです!ホント料理上手のMさん

朝ごはんのフレンチトースト実は お麩なのです!ホント料理上手のMさん

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素敵な笑顔のふたり!!今日は大槌町でバスケの大会。その傍でクッキーを売るNPOスタッフのSさん

作り手さんのおうちを訪ねます。

釜石のKさん、「フラ最近始めたのよ、でも発表会あって。覚えるの大変。写真撮るなら化粧しとけばよかった」素敵な衣装を見せてくれました。

釜石のKさん、「フラ最近始めたのよ、でも発表会あって。覚えるの大変。写真撮るなら化粧しとけばよかった」素敵な衣装を見せてくれました。

遠野は馬の里です。お馬さん大好き!

遠野は馬の里でした。こんな環境でゆったり暮らせるお馬さんは幸せ!!

遠野は馬の里でした。こんな環境でゆったり暮らせるお馬さんは幸せ!!

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今日は来てくれるかしら?・・・ このところ調子の良くない作り手さんも馬の里へ来られて、癒されて帰られました。乗馬をされている社協の女性スタッフさんの笑顔もとっても素敵でした。 増島さんの乗馬姿 とっても上手ですね!!

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この日の葦毛のおばあさん馬、瞳がとっても綺麗!!

朝食に遠野の最高に美味しいお豆腐でした!!朝お豆腐屋さんに買いに行く楽しさ!!

朝食に遠野の最高に美味しいお豆腐でした!!朝お豆腐屋さんに買いに行く楽しさ!!

アイルランドのお仲間が作成の”まけないぞう”報告レポートを目を細めて見てくれる作り手さん。

アイルランドのお仲間が作成の”まけないぞう”報告レポートを目を細めて見てくれる作り手さん。

「あんた達に何にもしてやれないから、サンマくらい私が捌くべ」元漁師さんの奥さんにはあっという間!

「あんた達に何にもしてやれないから、サンマくらい私が捌くべ」元漁師さんの奥さんにはあっという間!

忘れられないお昼ご飯:サンマ焼き魚、お刺身、カキフライ、アワビご飯...食べ過ぎた~(笑)

忘れられないお昼ご飯:サンマ焼き魚、お刺身、カキフライ、アワビご飯…食べ過ぎた~(笑)

M先生、今日は裏庭で材料集めて、クリスマスリース作り

M先生、今日は裏庭で材料集めて、クリスマスリース作り

 

出来上がった二つのクリスマスリースはぞうさんの作り手さんお二人の元に!!

出来上がった二つのクリスマスリースはぞうさんの作り手さんお二人の元に!!

Tさんも負けてはおりません。作品の数々ご披露

Tさんも負けてはおりません。作品の数々ご披露

—–
何だか美味しいものばかりアップの東北レポートになっちゃいましたね、ハッハッハ。
私と増島さんは写真撮られるの嫌いだし、作り手さんとの時間はどうしても真面目にお話聞いてしまって。良い経験ができました。
しっかりと繋がっていきたいです。増島さんが神戸の震災から20年、頑張って来られたように。
(つづく・・・・)


2014.11.25

2014年11月25日 火曜日

夕方、長野市に住む友人から電話をもらって、思わず長電話をしてしまった。
彼は同じ歳で、中高生3人の娘を持つ主夫。生まれも育ちも東京で、15年程前から長野市に住まっている。そんな彼の家が22日の地震で被害を受けた。
「地震に強い家を建てたつもりだけど、震度6弱って来てみないと分からないものだね。だって一番困ったのは、写真立てだったんだよ」

彼の家は本棚のスペースや2階のフロアの所々に、家族の写真を沢山飾ってある。
それが全て落ちて、ガラスが割れて足の踏み場がなくなったのだという。
確かに写真立てにはガラスが嵌っている。

「本棚は固定してあったけど、本は全部落ちちゃった。もれなく写真立ても落ちたので、散乱する本の中のガラスの片付けが予想以上に大変だったよ」
「床暖房の床も歪んじゃったので、何とかしないとね。でも何よりも全員無事で良かったよ。Y子はもう今日から学校でしかも定期考査なんだ」

声を聴く事ができて、本当に安心した。
信州にいつか移住したら、日がな一日ずっと話しをしていたい友なのだ。

最後にいつもの調子が戻った彼が言った。
「いったいアベノミクスって何なの?地方はこの2年間でこれ以上ないほど疲弊してしまったよ。みんな今日のメシを喰うのでいっぱいいっぱいだよ。円安で灯油も値上がりして、暖房すら節約せざるを得ない。トリクルダウンって何だろう?。まっちゃん、地方はあんなマヤカシに乗りはしないよ。憲法を踏みにじって、これ以上、子ども達の未来を暗くしないように僕たちが頑張らないとね」

そうだ。子ども達には選挙権がないんだもんね。

8:00  11℃

 


まけないぞうさんのスーパーパワーでつながりました@アイルランド

【アイルランド在住のmakenaizoneHP編集長 田中幸子より、まけないぞうさんがまたスーパーパワーを発揮してくれたお便りです】

R0037229bまけないぞうさんのご縁で日本の友だち〜アイルランドの神父さんたちにつながりました!!
11月18日(火)
まけないぞうの配達に家から1時間ほどのところにお住まいの、コロンバン会の修道院の神父さんたちのところへおじゃましました。
実は横浜の「まけないぞう」の応援仲間で先輩の佐野さんと戸塚教会でごいっしょに活動しておられる伊藤節子さんが、昔からお知り合いだった神父さまに「まけないぞう」をお届けする先輩の佐野さんとごいっしょの伊藤さんのお知り合いのバーン神父さまに会いに行ったのです。
ずっと日本におられた神父さま 健康が優れないのでは・・・と伊藤さん 心配しておられたのですが、お目にかかってみると、とても元気そうで、大きな修道院で古くからのお仲間とごいっしょで、安心して静かに過ごしておられるご様子でした。

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戸塚教会でまけないぞうを応援している伊藤さん

日本や中国やフィリピンで伝道に従事されて今は引退されている「おじいちゃん神父さんたち」がたくさん出てこられて、皆さんで大歓迎してくださいました。
大きな食堂でランチをいただくあいだじゅう、皆さん初対面のわたしに懐かしい日本におられた頃のお話をしてくださいました。
日本だけでなく、中国や日本やフィリピンや南アメリカにも、アイルランドからたくさんの神父さんが伝道に行かれたそうです。
「自分たちはみんな、ここの神学校でいっしょに勉強をして、ここのチャペルで司祭になる儀式にあずかったんだよ」・・・と立派な聖堂にも案内していた だきました。

優しい優しい神父さんたちの、にこにこ嬉しいお顔に囲まれて、修道院の美味しいランチをいただいて、 命の洗濯でした。
お天気もよく、1時間ほどの快適なドライブ。まけないぞうのスーパーパワーで、こんな素敵なご縁に恵まれたことが、とても不思議でありがたいです。

なんと優しいお顔でしょう!!おふたりとも、日本で働いておられたそうです。

ウイリアム神父さんのお友達、マイケル神父さん(左)とブレンダン神父さん(右)。なんと優しいお顔でしょう!!おふたりとも、日本で働いておられたそうです。


いとこが集まって、みんなで「まけないぞう」を応援! 

2014年11月24日 月曜日

koeikai3【makenaizoneメンバーの 田中純子さんからのお便りです】
11月22日
今日は久しぶりに 母方のいとこたちが集まりました。
1年おきに集まっておしゃべりする会です。
母は兄弟姉妹が9人いましたので、いとこもたくさんいます。
いちばん上の従姉たちは、母や、その下の叔母といっしょに戦争中 学童疎開に行っていた世代です。
仕事を引退した世代がだんだんと増えてきました。」

—-
いくつになっても、小さいときにいっしょに遊んでもらった いとこのお兄さん お姉さんたちといっしょの時間は 楽しいものですね!!
みなさんの元気な話し声が聴こえてきそうな写真を、ありがとうございます!!

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「昨年亡くなった伯父の遺した原稿を自費出版した本を頂いたり、まけないぞうさんに協力してもらっ たり、楽しい時間でした。
学童疎開先で空襲にあった話や、戦後皆で住んでいた家の話などを上の方のいとこから聞きました。
母から聞くのとまた 違った話も聞けて、興味深いです。
まけないぞうさん 皆 いっしょに応援です!
16頭、子ぞうが7頭お引越ししました。
いつも応援ありがとうございます!! きっと おじいちゃま、おばあちゃまも、皆さん 仲良く集まっているところを天国から喜んでくださっていますね!
これからも、みなさま元気で過ごされますように。

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2014.11.22

2014年11月22日 土曜日

22:08  長野県北部に M6.8 深さ10kmで地震が起こった。
東京でも直後に、少々、長周期のような揺れがあった。
白馬では倒壊家屋が出ているもよう。
夜間の大きな地震は久しぶりだ。夜が明けるとまた被害の詳細が分かってくることだろう。

昨日国会が解散になり、あまりにも身勝手に経済政策にアジェンダを設定し、今晩もNHKスペシャルで不毛なる討論会が行われていたのだが、それをあざ笑うかのように地震が起こったのだった。
震源地は柏崎・刈羽原発にも志賀原発にも約50kmほどの糸魚川・静岡構造線の破砕地帯の場所だ。

今回の総選挙のアジェンダは経済政策の可否だけでは済まさんぞ、とでもフォッサマグナが言うているようだ。
それにしても、ちょっとは官邸も揺れたんかいな。

追伸 長野市に住む友人から知らせが入った。
皆無事です!
余震が続いています。
風呂の水があふれて洗面所が水浸し。
床が歪みました。
部屋によっては窓があきません。
部屋はぐちゃぐちゃです。
ガラスが割れました。
緊急地震速報入りませんでした。地震から50分後にエリアメールが入りました。

 


2014.11.18

2014年11月18日 火曜日

8:00  12℃

このタイミングで解散だと。また暮れの総選挙だ。
ここ何年か、争点を隠された選挙がまかり通ってきたが、次はその手には乗らない。

7-9のGDPもマイナス成長だった。4-6はもちろん、増税の反動で大マイナス。実は2013年の10-12もマイナス成長だったので、消費税引き上げの前1-3のみがプラスだったに過ぎない。
こんな失策の是非を国民に問うのは、如何なものか。争点は決して、経済政策だけではないではないか。社会福祉政策はどうなっているのだろう。

特定秘密保護法の強行採決、集団的自衛権の閣議決定、武器輸出三原則の見直しによって、日本の民主主義の根幹が変わってきてしまった。
それを国民に問う選挙にしなければと思う。

ところで、20日に秘密保護法の廃止を求める緊急集会が開催される。
一人でも多くの方々に、集まって頂きたく思う。

*****

11・20秘密保護法の廃止を求める緊急集会について

○主催:全国保険医団体連合会

○集会の目的と趣旨:

特定秘密保護法の運用基準が閣議され、12月10日に施行されようとしている。緊迫した情勢の下、国会にて緊急集会を開催し、特定秘密保護法の施行に伴う問題点などについて、弁護士、医師、学生など各分野からリレートークいただき、マスコミ、国会議員へアピールする。

○日程:2014年11月20日(木)

○時間:12:45-13:30

○場所:参議院議員会館 B107

○形式:リレートーク

○司会進行:杉山正隆(歯科医師)

○リレートーク:

①   海渡雄一弁護士  ※別用ありのため13:00で退席となる

-情勢報告と今後の展望

②   青木正美氏(麻酔科医師 秘密保護法に反対する医師・歯科医師の会)

③   早田由布子弁護士 明日の自由を守る若手弁護士の会

④   高橋直人(たかはし まさと) 新聞労連副委員長

⑤   北健一 フリージャーナリスト


2014.11.17

2014年11月17日 月曜日

土曜日の夜に、久々に腰のアタック!
自分で何とかトリガーポイント注射などをして、ギリギリ月曜の診療に間に合わした。

わたしには持病の痛みが沢山ある。
最も多くの時間を占領してくるのが、左頚部から肩甲骨の痛み。ことに肩甲背神経の痛みだ。肩甲骨の内側に、たまに五寸釘が刺さるような痛みが出る。いつも三寸釘は刺さっている感じ。

その他には片頭痛。20歳の9月に始まって以来の付き合いだが、こ奴のおかげで、わたしの進路がペインクリニックに決定的になったのだから、大いに愛すべき片頭痛。ま、若い頃には気が抜けると必ず痛くなっていたので、楽しいオフは過ごすことができなかったのがたまに疵だった。

さて。今回は左の坐骨神経のアタックだ。
ダンボールの箱を解体して畳んで、やっちゃった(> <)
今週は色々ハードで、伏せっている場合ではないにも関わらず、困ったものだ。

ただし、これらの痛みは、わたしは天国からの贈り物だと思っている。
人間というのは、どんなに想像力が豊かな人でも、他人の痛みを決して100%理解はできない。自分の痛みさえ、分からないことだらけなのだから。

だから、少し青木が医者の自分をサボっているな、と天で見ている人たちが思った時、天から痛みの伝道師が我が頸や我が腰に、痛みをデリバリーしてくるのだと思うのだ。

「青木よ、お前はこの痛みを決して忘れるな。それが痛み医者の真っ当なる原動力になるのだから」・・・どこかにきっと居るだろう、痛み医者の先人にそう言われているような気がしている、もう30年も。

さてと。今日はそろそろ、横になろう。まだまだ腰はヤバ


8:00  9℃


2014.11.15

2014年11月15日 土曜日

映画「日本と原発」を観てきた。
この映画の内容を、確かに90%ぐらいは既知のことだった。しかし、こうして2時間にギュッと凝縮して観てみると、ものすごく重く根の深い問題がくっきりと浮き彫りになって胸にズシンと迫ってくる。

映画上映後に、監督の河合弁護士と構成の海渡弁護士が登壇して、河合さんが言っていた。
「この映画は「知」知識としての原発を全て盛り込んだ。「情」は福島の人々から奪われた尊厳を描いた。「意」は脱原発の強い意志を描いたつもりだ。だから一人でも多くの人に見て欲しい」

そうなのだ。この映画を見終わって、心にズシンと残る重たい現実は、私たちの精神活動に響くように作ってあるからなのだ。ここが河合弘之監督の優れたところなのだ。

ある災害を考え他の人々に情報を伝えようとするとき、わたしがいつも強く感じるのは、他者の現実に対しての想像力の欠如なのだ。そうしてまた大多数の人々は負の情報に対しての想像力を持続できない。河合さんもきっとそれをもどかしく感じていたに違いない。
だからこそ、原発という現実にどうすれば多くの人々を惹き付けることができるのか、多くの人に共感を持って観てもらうことができるのかを、考えに考えながら映画を作ったのだろうと思う。
それが「知」「情」「意」をしっかり意識をして映画におとしたということなのだ。

この映画は自主上映会を促進するのを目標にしている。
わたしもあと3回は観たいと思った。今後、自主上映会を企画しようと思う。

そう。原発問題を正面から考えることは、現代の日本に於いて避けては通れないことなのだ。311を経験した私たちだからこそ、真っ向から向き合わなければならないのだ。

映画が跳ねた後、映画館の隣の香妃園で友人と鳥そばを食べて帰ってきた。
懐かしい懐かしい亡母が大好きだった香妃園。やっぱり鳥そばは旨かった。が、喫煙所のような煙には参ったなぁ。

 


2014.11.14

2014年11月14日 金曜日
8:30   9℃

8:00  13℃


20:45  13℃


作り手さんにお手紙をお渡ししました。

【岩手のまけないぞうの作り手さんに、ぞうさんを応援してくださる皆さんからの写真を載せた紙のお手紙を届けています。】
11月24日
みなさんからのお手紙を作り手さんにお届けしています。
みなさん、喜んでくれています。
「私は大切にファイルに保管しているよ」と(^^)

クリスマスリースも作っちゃいました!

ReadingLetter24nov1

作り手さんがこんな笑顔を一瞬でも浮かべて頂けるなら、本当に微力ですけど、続けていかなければね♥️
見ていらっしゃるお手紙は、こちらです。↓
http://www.makenaizone.jp/?p=14071

 


2014.11.12

2014年11月12日 水曜日
急に吹き始めた「解散風」なるもの。
この国では、宰相が外遊している最中に、解散の噂が本格化するような国なのか。
一般ピープルにとって、今回の解散の大義が分からない……。

万が一、解散総選挙になるのなら、『憲法改定の是非』『原発政策の是非』『戦争経済の是非』『社会保障政策の是非』『TTPの是非』という問題を、選挙の争点にするべきだ。もしも、これらが争点化されないのならば、解散などするべきではない。

しかし先ほど『報道ステーション』を見ていたら、アメリカの景気観測についてのレポートがあった。アメリカは確かに一見、景気が上昇しているのだという。例えばクルマのローンが組めない低所得の人々もローンが組めるようになって、クルマが売れ出した。
こういう話し、どこかで聞いた事がある。そうだ、住宅のサブプライムローン。それが破綻して、リーマンショックが起こったのは記憶に新しい。

リーマンショックから丸6年。ウォールストリートは懲りていない。株価は上昇を続けたところで、アメリカは金融引き締め政策に移った。日本は真逆に異次元の金融緩和を行っている。
日本の市場で溢れた円は海外に向かうだろうと。その時に、利率の良いハイリスク・ハイリターンを求めてサブプライムローンにマネーが殺到する。

そうして、6年前に来た道をもう一度突き進むというのだろうか。

わたしは株などの投資を一切やらないので、個人的には関係ないのだが、本当にそうなのだろうか?

厚生年金の積立金をGPIFが株式投資の割合を高める決定を塩崎大臣がしたんでしょう?
これが回り回って、サブプライムローンに投入されてスッテンテンになることはないのだろうか?

もしそうなったら、誰が責任を取るのだろうか?

グローバル経済の流れが分からないので断言はできないが、今の円安ドル高・金融緩和というのは、アメリカのサブプライムローン市場を日本のマネーが太らせていることは確かなのだ。

つまり、バブルの破綻が近づいているから、このバブルが弾ける前に解散をしようということなのか?
それでもって、、増々、戦争経済にだけ頼るような酷い国に堕ちてゆくというのだろうか。
をいをい、ちょっと余りに酷くはないか?アベ氏よ、経済界よ!


2014.11.10

2014年11月10日 月曜日

8:00  14℃


2014.11.8

2014年11月8日 土曜日

日本女医会の東京都支部連合会総会が行われた。
今期から副会長の重席を拝命することとなった。
30年もの間、多くの先輩方が拓いてこられた途を引き継ぐこととなった。

原発事故があったこの日本で、女性医師の担う役割は決して小さくはないであろう。
あの事故ほど後の対応に、大きく性差が出た災害はない。

一昨日、関西学院大学の低線量被ばく研究会では、関東地方への大規模なアンケートを開始した。
その結果などを、どうやって日本中のいえ世界中の女性医師たちと共有してゆけるのか。今後のわたしの大きな目標でもある。

ともあれ、この時代に私たち女性医師が何をしなければならないのか、私たち女性医師に何ができるのか。この時代を生きる一人の医師として、できる限りの時間を割き胸を開き、そして襟を正して、この重い現実としっかりと向き合ってゆきたいと思う。

 


2014.11.7

2014年11月7日 金曜日
原発に賛成か反対か。再稼働は有りか無しか……最近、もうそのような議論を通り越して、私たちは新たなステージにいるような気がしてならなかった。
つまり、そう。人類史上の最も酷い事故である福島第一原発事故の後、何事もなかったかのように振る舞うこの国の茶番劇に、私たちがどこまでつき合ってゆかなくてはならないのか。
お上が危機管理の話をすればするほど、この茶番が際立ってくる。
いっそ「核爆弾が欲しいし儲かるんだから、オレの言う通りにしろ!」と、はっきり言いなさいよ。
ホント、こんな茶番につき合っていられないよ。

8:00  17℃

冬の立つ赤き月夜の再稼働  四百日余も冷えていたのに

2014.11.6

2014年11月6日 木曜日

今朝はニッポン放送、高嶋ひでたけさんの『あさラジ』の収録。
震災前はちょこちょこお邪魔していたのだが、久々のスタジオにちょっと緊張する。
5分の短いコーナーなのだが、5日分を一気に収録する。
事前の打ち合わせも殆ど無く、台本があるにはあるが、ヒデさんのリードで一気に進んでゆく。いつもながら見事な進行。ヒデさんの勘どころは本当にスゴい。
オンエアは来週、だと思いますが、それも聞いてくるの忘れて、診療時間に間に合うように直ぐにクリニックへ。

11月の声を聞いたら、色々な行事のスケジュールが回り出す。
これから年末までバタバタの日々だ。
台風20号の影響で天候も良くないけれども、風邪なんかひいていられないぞな。

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