『311:ここに生きる In The Moment』東京上映の会 2012年9月20日 Photo Album

2012年9月23日 日曜日

2012年9月20日 東京 南青山のウイメンズプラザホールで開催された我謝京子監督のドキュメンタリー映画 『311:ここに生きる In the Moment』の特別上映会。
ウイークデイにもかかわらず、たくさんの観客が参加。
上映後は ニューヨークから上映会のため来日した我謝監督の話に耳をかたむけ、また感想を分かち合い、被災地のことを思い、そして映画に出演する人たちから静かなパワーを受け取りました。

当日の会場の様子を写真とメッセージでお伝えします。
会場の 青山ウイーメンズプラザの席がいっぱいでした。

写真前列:  青木正美(makenaizone主宰)

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後列左:洪水恵さん
埼玉県在住、実家が南相馬です。家族全員でまけないぞうを応援しています。こちらをご覧ください。また、ご主人のクリニックで「まけないぞう」を販売する「アンテナショップ」を真っ先に設けてくださったサポーターのひとりです。

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後列右:  増島智子さん(被災地NGO恊働センター)
3.11震災の発生直後に被災地に入り、それからずっと「まけないぞう」を通して被災された方々に寄り添い続けてきました。
増島さんの現地の便り【東日本大震災レポート】を通して、わたしたちは「まけないぞう」の作り手さんの様子を知ることができる。そして、makenaizoneでは2011年9月に講演会をお願いしました。増島智子さん 講演会の実録は、こちらをご覧ください。

また、季節の折々の増島さんからのメッセージは、「まけないぞう」の現場から でもご覧いただけます。こちら

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東京国際女性映画祭で発表されたバージョンにその後の取材フィルムを新たに追加して編集し直された新しいバージョンの『311:ここに生きる In The Moment』そして、映画上映後の我謝京子監督の話に耳を傾けました。

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今回、ニューヨークから日本での上演会にやってきた我謝京子監督。

本人のつぶやきで綴る 大阪〜三重〜東京〜湘南の旅は、こちらをご覧ください。

 

 

 

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今回の「311:ここに生きる In The Moment」東京上映の会 の事務局は、 内藤敬介さん、若林まみさん、清原美樹さん、佐藤早苗さん、三浦由里さん (LaLa TV)、平山茂さん、小清水ゆりさん。
写真は、内藤敬介さんと若林まみさん

#内藤敬介さんは、我謝京子監督の映画を支援し、2012年3月には パリで開催された上映会にも同行し、現地の様子を報告されました。『3.11 明日の為に Pour demain』@フランス・パリ近郊ナンテール 内藤敬介さんによるレポートは、こちらをご覧ください。

#若林まみさんは、makenaizoneのfacebookページの管理人でもあります。我謝京子監督とは学生時代からの古いつきあい。「これからも被災地支援の”まけないぞう”の応援団の一人として、今の自分に出来る事を少しずつでも末永く続けて行きたい」と述べています。

まみさんからのメッセージは、下をご覧ください。
>まけないぞうの説明をする若林まみさん
「まけないぞうのヴェルデちゃんの横に居るのは新しいお友達の”幸せの青いぞうさん”の ミチルちゃんです!どうぞ宜しくです!」

 

 

 

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被災地NGOの増島智子さんと岩崎みわ子さん。
#岩崎みわ子さん(右)は木版画家。makenaizoneのロゴをデザインし、それからずっと 青木正美主宰の相談役として、「まけないぞう」の応援団makenaizoneの活動を支えています。東京銀座の青木クリニックで入手できる「パリットversion」のまけないぞうの包装に使われているラベルは、岩崎みわ子さんの作品。  2012年5月 パリッと「まけないぞう」が誕生したときの写真は ここをご覧ください。
個展でも「まけないぞう」を販売しました。

 

終了後、席をあらためて懇談。
我謝京子監督(右)を支援する 清原美樹さん(左)と山田玲子さん(中)。

#清原美樹さんは、NYにお住まいの時からの我謝監督の友人。今回の事務局メンバーでもあります。

#山田玲子さんは、料理研究家。まけないぞうを積極的に応援し、2012年3月には、宮城復興支援センター協賛のチャリティイベント「食べて買って東北を応援しよう!」を ニューヨーク、ニュージャージー(アメリカ)にて開催する他、復興支援に努力されています。
ニューヨークのチャリティイベント「食べて買って東北を応援しよう!」の様子はこちらをご覧ください。

 #残念ながら写真にうつっていませんが、佐藤早苗さん。我謝さんとお互いのお子さんが幼稚園の時からの友人。事務局メンバーとして東京での上映の会を準備するとともに、大阪、三重の上映会に同行されました。
事務局の皆さん、誠におつかれさまでした!!

最後に、若林まみさんからのメッセージです。

我謝京子監督作品『311:ここに生きる In The Moment』の東京での上映会の実行委員会を友人たちと立ち上げ、そのメンバーの一人として準備を進めて参りましたが、お陰さまで9月20日(木)に 無事その上映会を終えることが出来ました。
お忙しい中、上映会にいらしてくださった皆さま、本当にありがとうございました!そしてこの上映会に駆けつけて くれた田代美由紀さんが早速Facebookにとても素晴らしい投稿をして下さいましたので、彼女の投稿を是非ここでシェアさせてくださ い。(美由紀さん、本当にありがとう!)

我謝京子監督はこれからも5年10年と時間をかけて被災された皆さんを取材し続け、映画という形で世界中の方々に向けて日本からのメッセージを発信し続け る予定です。これからも色々な場所で上映会を続け、今回お越しいただけなかった皆様にもこの映画をご覧いただきたいと思い ます。今後ともどうぞ宜しくお願い致します!

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(以下、田代美由紀さんからのメッセージです)

 ドキュメンタリー映画 311:ここに生きる In The Moment 特別上映会

3月11日の映像からはじまりました
映像を観ていて、いろんなことが鮮明に思い出されました
あの日、私は劇団の稽古場で大きな揺れを感じ、交通機関が麻痺している中を悠稀と彷徨い歩き…

でも結局、自宅に帰るのを断念し実家に行ったこと
すごい大変な目にあったと思っていたのに…
自分たちの大変さなんて比べ物にならないくらい大変なことが起きていることを知って言葉を失ったこと
岩手の親戚と、なかなか連絡先がとれず… 一人亡くなり、一人は未だ見つからないこと
映像を観ていると、胸が痛くて辛くて… でも4ヶ月後の取材映像では、確かにその地で生きている人たちの姿があって… 悲しみも、寂しさも、そして前向きさもリアルに映し出されていました
そして、さらに今年のお正月の映像には、また少し変化を感じられる姿も
痛みだけではなく、たくましさや、時には笑ってしまうような日常もおさめられていていました
上映終了後、監督の我謝京子さんが、この映画への思いを話されました
自分にできることは、こういうカタチで人々に伝えて行くことだと
これからも、5年、10年と撮り続けたいとおっしゃっていました
それぞれが、それぞれのカタチで出来ることが、まだきっとあるのですね
まずは、忘れないこと… 知ることが大切だと思いました 海外でも、上映希望が多数あるそうです
多くの人たちに観てほしいと思える、とても良い映画でした

 


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