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makenaizoneが、いまぜひ読んでほしい、観てほしい、と思う本や映画の紹介です。メンバーの書いたものや創ったものも。


カナダ訪問の写真集by 我謝京子 Visit to Canada… photos by Kyoko Gasha

2012年10月7日 日曜日

カナダの大自然は雄大でした。この美しい世界の大自然が時として人に牙を剥くのは、どうしてでしょうか?

カルガリー国際映画祭のカタログの表紙です。ここを開けると、、、、

カルガリー国際映画祭でスッポットライトオンジャパンの4作品のひとつに選ばれました。
カルガリー国際映画祭カタログの中では今年日本からは4作品が招待されました。
「311:ここに生きる」以外は、豊田利晃監督の「I’M FLASH」、是枝裕和監督の「奇跡」そして、石井克人監督の「スマグラー」でした。


「311:ここに生きる」 @カルガリー国際映画祭 2012年9月29-30日 ’311:In The Moment ‘ shown at Calgary International Film Festival in Canada

2012年10月2日 火曜日

大阪・三重・東京・湘南の上映会を終えてNYへ戻った我謝京子監督
9月最後の週末は、カナダ カルガリー国際映画会へ向かいました。
我謝さん本人による カルガリー報告をお届けします。

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9月28日(金)
日本各地の上映会に来てくださった皆様ありがとうございます。
日本から帰ったばかりですが、明日は早起きして家を朝5時半に出発し、カナダのカルガリー国際映画祭に向かいます。
週の間はロイター記者、週末は映画監督の日々は続きます。
カルガリー国際映画祭はこちらをクリック
「311:ここに生きる」 予告編ビデオはこちらをクリック

Our Film,311:In The Moment will be shown at Calgary International Film Festival tomorrow and the day after tomorrow. If you have a friend in Calgary, please let them know.

It will be shown from 4:15 pm tomorrow, September 29at Eau Claire Cineplex – Screen 5
200 Barclay Parade S.W. 403-263-3166
The day after tomorrow, on September 30, it will be shown at 11:30 am at Globe Theatre – Downstairs
617 – 8 Ave SW 403-262-3308
明日は午後4時15分から、あさっては午前11時30分から上映です。
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9月29日(土) カルガリー到着です。
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9月30日(日)
カルガリー国際映画祭での2度の上映が無事終了した。
「あなたは傑作を作った」と言って帰って行った人がいた。
傑作になったのはみんなの力があつまったから。
そして、「どうしたらもっと助けられるか」と聞く人もいた。
劇場前に日曜日の朝長い列を見て、ああ、日本のことを心配している人がカナダにもたくさんいるのだな・・・ と わかった。
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カルガリー国際映画祭のプログラムディレクターのブルースさんと
彼が私たちの映画311:ここに生きるを探し出しこの映画祭に招待してくれたのです。
ありがとうございます。
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今カルガリー空港です。
実は今回の映画祭では、上映初日は、プログラムディレクターも私も涙が止まらない質疑応答になってしまった。
日本から戻ってすぐの映画祭だったからか、日本から遠く離れたカナダでもこんなに日本のことを気にしてくれる人たちがいるとおもったことで胸がいっぱいになった。
ニューヨークに住む私がなぜこの映画を作ったか原点に戻れた気がする。取材中はもちろん、上映会でも、いつも気持ちをしっかり持って泣かないようにしてるのにどうしてだろう。でも2日目の今日は泣かずに出来た。
私がここで泣いてちゃいけない。カルガリーは続編を必ず上映したいと言ってくれた。さあ、前に進もう
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『311:ここに生きる In The Moment』上映会 2012年9月 我謝京子監督 大阪〜三重〜東京〜湘南の旅

2012年9月26日 水曜日

2012年9月  大阪〜三重〜東京〜湘南での上映会のため、ニューヨークから来日した我謝京子監督。ハードスケジュールで各地をまわり、各会場で 観客と出会い、そして新たな希望を胸にニューヨークへ戻りました。

我謝監督本人による今回の旅のご報告です。
# 東京の上映会の様子は、photo albumでもご報告しています。こちらをご覧ください。

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9月16日 大阪の上映会は満員で大成功でした。これから三重に向かいます

 

9月17日  フレンテみえの上映会も250人以上の方々にみていただけた。とても丁寧に映画を見てくださった。感謝だ。

この三重のポスターよーく見てください、写真じゃないです、手書きです。
— 場所: 三重県総合文化センター



私は、何が幸せかというと世界中に応援してくれるお友達がいることです〜。
大阪と三重に一緒に行ってくれたのは、娘(いま、大学生)の幼稚園時代からずーーーとお友達の佐藤早苗さんです。

 

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9月18日 目が覚めました。朝4:30でした。時差ぼけですね。さあ、明日は東京で、あさっても湘南で上映会です。皆さんにお会いできるのを今からありがたく思っています。
今年は有給休暇を昨日一日だけのぞいて、全てこの映画を世界各地で上映して世界の人と一緒に心の復興ってなんだろうと考えてどうやって支援を続けていくかを話し合うために使いました。日本から遠く離れて住む私ができることはそれくらいでした。あ、空が明るくなってきた。
唯一の休日、昨日は、御木本幸吉の記念館に行きました。彼は夢を明確に持ち、真珠の養殖を何度も失敗を繰り返しながらもあきらめずに続けて成功したことがわかりました。
考えるだけじゃなくて動いてみること、そしてあきらめないことって大事だなと思いました。

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9月23日  ニューヨークに無事戻りました。皆様のおかげで素晴らしい上映会ができました。ありがとうございます。先ほど、時差ぼけ対策でセントラルパークを歩きました。そして日本での各地での上映会にお思いをはせました。
大阪、三重、東京、湘南とあわせて650人以
上の方々がこの映画を観にきて下さいました。
映画に登場してくだ
さった方々と直接心の中で対話してくださったこと、そしてそれぞれの形の支援を考えてくださったことに感謝しています。
湘南の上映後、大学の先生がおっしゃいました。この映画は、人にとって生活とは何か、生活そのものを映し出している、そして、登場人物と観客が対話ができる。この2点がすごいと感想をくださいました。とても心に響いた感想でした。
男も女も仕事一辺倒または生活一辺倒ではなく、社会とのかかわりの中でそれぞれがどう社会に貢献していくか、震災後の今ますます考えていかなければならないと思います。
この映画をまだ見ていない皆様へ。観客の皆さんの感想を読んで気づいたのですが、きっと想像しているのとは全く異なる映画です。ぜひ今後日本で上映される時はご覧になってくださいね。
最後に、もう一度、各地の上映会で応援してくださった皆様本当にありがとうございますと言いたいです。
来週末はカナダカルガリーで映画を上映してきます、震災を風化させないために。

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9月25日   生きれば生きるほど、偶然というのは世の中にないのではとの思いが強まる。
文教大学の上映会では、映画の中に登場する桜の聖母短
期大学で教えていた先生が、今は文教で教鞭をとっているということで見に来てくださった。その方からいただいた資料に次の一文を見つけた。「住民の証言を集めるなどして国内だけでなく国際的にメモリアルすることは、正しく情報を理解するという意義にとどまらず、国際貢献にもつながる」。
この一文を今朝地下鉄の中で読ん
だとき、私が、有給休暇を使って、映画「311:ここに生きる」を世界各国に持っていって被災地の声を伝えることは大事な事だと改めて気づかされた。
さあ、今週末はカルガリー
で伝えよう。偶然いただいた資料に、私に勇気を与えてくれる一文がある。なんてありがたい偶然なんだろう。

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被災地NGO恊働センターの増島智子さん  大阪と東京と2カ所の上映会に参加したあと、また岩手の遠野に入っています。
遠野からのメッセージ こんな素敵な作り手さんの笑顔の写真です。

みなさん、東京を早朝に出発し、お昼過ぎに無事遠野に着きました。こちら遠野の夜の気温は14℃で す。田中さんのいるオーストリアの気温に近づきつつあります(><)。昨日の上映会お疲れ様でした。我謝さん、この間東西奔走でご苦労さまでした。若林さ ん、実行委員のみなさん本当にありがとうございました。青木先生はじめmakenaizoneの方にも久しぶりにお会いできてうれしかったです(^^)
会場ではとてもたくさんの方に観て頂いて、被災地に寄り添う何かを見つけた方もいらっしゃったようで、よかったです。今回の映画は新たに編集された部分が あり、被災者の気持ちの変化、被災地KOBEも加わり、とても感動しました。いつも冒頭から涙ながらに、我謝さんのおっしゃる「対話」をしながら観ていま す。

神戸の被災者の人が言った「人は一人では生きて行けないという当たり前のことを実感した」ということを私も改めて実感しました。
この映画の上映会をどんどん広げて一人でも多くの方に観て頂けるようにみなさんと一緒に盛り上げて行きましょう。KOBE上映会を実現するようにがんばり ます。私も明日から岩手でまた「まけないぞう」の作り手さんと寄り添い、被災地を回って来ます。随時ニュースでご報告いたします。こんな笑顔に会えるよう に・・・

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神戸タオル仕分け隊の家藤さんも、大阪の上映会に参加していました。

大阪ドーンセンター、建物でかっ。『東北女性の手仕事物産展』で、まけないぞう発見。
購入検討されてる女性は「どこに売ってるか知らんかってん」とのこと。
“311ここに生きる”の会場は100席くらいで八割埋まってる感じ。女性八割。少数派の男性は心なしか居場所ない?もうすぐ上映開始   ・・・

311ここに生きるの上映後に、我謝監督が増島さんを、みなさんに紹介。言葉につまられました『いろいろ思い出しちゃってぇ』とのことでした。僕は最初の黙祷の時点で涙。監督の『被災されてる方と対話してください』に涙。

 


『311:ここに生きる In The Moment』東京上映の会 2012年9月20日 Photo Album

2012年9月23日 日曜日

2012年9月20日 東京 南青山のウイメンズプラザホールで開催された我謝京子監督のドキュメンタリー映画 『311:ここに生きる In the Moment』の特別上映会。
ウイークデイにもかかわらず、たくさんの観客が参加。
上映後は ニューヨークから上映会のため来日した我謝監督の話に耳をかたむけ、また感想を分かち合い、被災地のことを思い、そして映画に出演する人たちから静かなパワーを受け取りました。

当日の会場の様子を写真とメッセージでお伝えします。
会場の 青山ウイーメンズプラザの席がいっぱいでした。

写真前列:  青木正美(makenaizone主宰)

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後列左:洪水恵さん
埼玉県在住、実家が南相馬です。家族全員でまけないぞうを応援しています。こちらをご覧ください。また、ご主人のクリニックで「まけないぞう」を販売する「アンテナショップ」を真っ先に設けてくださったサポーターのひとりです。

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後列右:  増島智子さん(被災地NGO恊働センター)
3.11震災の発生直後に被災地に入り、それからずっと「まけないぞう」を通して被災された方々に寄り添い続けてきました。
増島さんの現地の便り【東日本大震災レポート】を通して、わたしたちは「まけないぞう」の作り手さんの様子を知ることができる。そして、makenaizoneでは2011年9月に講演会をお願いしました。増島智子さん 講演会の実録は、こちらをご覧ください。

また、季節の折々の増島さんからのメッセージは、「まけないぞう」の現場から でもご覧いただけます。こちら

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東京国際女性映画祭で発表されたバージョンにその後の取材フィルムを新たに追加して編集し直された新しいバージョンの『311:ここに生きる In The Moment』そして、映画上映後の我謝京子監督の話に耳を傾けました。

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今回、ニューヨークから日本での上演会にやってきた我謝京子監督。

本人のつぶやきで綴る 大阪〜三重〜東京〜湘南の旅は、こちらをご覧ください。

 

 

 

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今回の「311:ここに生きる In The Moment」東京上映の会 の事務局は、 内藤敬介さん、若林まみさん、清原美樹さん、佐藤早苗さん、三浦由里さん (LaLa TV)、平山茂さん、小清水ゆりさん。
写真は、内藤敬介さんと若林まみさん

#内藤敬介さんは、我謝京子監督の映画を支援し、2012年3月には パリで開催された上映会にも同行し、現地の様子を報告されました。『3.11 明日の為に Pour demain』@フランス・パリ近郊ナンテール 内藤敬介さんによるレポートは、こちらをご覧ください。

#若林まみさんは、makenaizoneのfacebookページの管理人でもあります。我謝京子監督とは学生時代からの古いつきあい。「これからも被災地支援の”まけないぞう”の応援団の一人として、今の自分に出来る事を少しずつでも末永く続けて行きたい」と述べています。

まみさんからのメッセージは、下をご覧ください。
>まけないぞうの説明をする若林まみさん
「まけないぞうのヴェルデちゃんの横に居るのは新しいお友達の”幸せの青いぞうさん”の ミチルちゃんです!どうぞ宜しくです!」

 

 

 

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被災地NGOの増島智子さんと岩崎みわ子さん。
#岩崎みわ子さん(右)は木版画家。makenaizoneのロゴをデザインし、それからずっと 青木正美主宰の相談役として、「まけないぞう」の応援団makenaizoneの活動を支えています。東京銀座の青木クリニックで入手できる「パリットversion」のまけないぞうの包装に使われているラベルは、岩崎みわ子さんの作品。  2012年5月 パリッと「まけないぞう」が誕生したときの写真は ここをご覧ください。
個展でも「まけないぞう」を販売しました。

 

終了後、席をあらためて懇談。
我謝京子監督(右)を支援する 清原美樹さん(左)と山田玲子さん(中)。

#清原美樹さんは、NYにお住まいの時からの我謝監督の友人。今回の事務局メンバーでもあります。

#山田玲子さんは、料理研究家。まけないぞうを積極的に応援し、2012年3月には、宮城復興支援センター協賛のチャリティイベント「食べて買って東北を応援しよう!」を ニューヨーク、ニュージャージー(アメリカ)にて開催する他、復興支援に努力されています。
ニューヨークのチャリティイベント「食べて買って東北を応援しよう!」の様子はこちらをご覧ください。

 #残念ながら写真にうつっていませんが、佐藤早苗さん。我謝さんとお互いのお子さんが幼稚園の時からの友人。事務局メンバーとして東京での上映の会を準備するとともに、大阪、三重の上映会に同行されました。
事務局の皆さん、誠におつかれさまでした!!

最後に、若林まみさんからのメッセージです。

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2012年9月16日(日)13:30〜 「3.11:ここに生きる」上映会 @大阪 ドーンシネマクラブ

2012年9月10日 月曜日

「3.11:ここに生きる」上映会のお知らせです。
「3月11日より前に戻りたいでしょう?   でも戻れないから。   もう前を向いて生きるしかないの。」
女たちはいかにして大震災から立ち直るのか? どのくらい時間がかかるのか?

女性の視点でドキュメンタリー映画を企画製作している我謝京子監督は,2011年5月に東北3県での取材を開始。
女たちの復興への思いを聞きまわった。震災後の女性たちの声を映像の記録として残している。

我謝京子監督とのトークライブも開催されます。

2012年9月16日(日)
開場13:00 上映13:30~15:00 監督トーク15:15~ 終了予定16:00
場所: 京阪・地下鉄谷町線「天満橋」駅から 350m   ドーンセンター視聴覚スタジオ(5F)

参加申し込みはこちらから。

第46回 ドーン・シネマクラブ
第24回東京国際女性映画祭上映作品  「311:ここに生きる―In The Moment」

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