編集長から(18) 24 feb 2013 春を待つ2月です。

2013年2月24日 日曜日

みなさま、こんにちは。makenaizoneHP編集長の田中幸子@雪景色のオーストリアです。
日本から梅の花の便りがちらほらと聴こえてきます・・・ でも、まだまだ寒さが続いているようですね。いかがお過ごしですか。
R0018883毎年、いまごろの季節が「もうすぐ春」という日本からの便りと 「まだ冬の真ん中」というヨーロッパの空気の差がきわだって感じられる時期です。
先週は少し天気が上向いて 雪が溶け出して、ネコヤナギの芽も見えたから、春かなーと思ったのですが・・・また雪が降って真っ白な雪景色。また雪かき作業 *-*; ・・・  心なしか 水をたくさん含んで重たい雪でした。日本の雪のようです。
きっと岩手や宮城の仮設住宅も、雪や冷たい強風に凍える日もあるのではと想像しております。
作り手さんたち、くれぐれもお元気で、この冬を乗り切っていただきたいです。


2月のmakenaizoneは、いくつもうれしいことがありました。

R0018753
makenaizoneメンバーの宮田まゆみさん(笙奏者)がパリ・オペラ座に出演するためフランスへ。そして紫牟田伸子さんも。ふたりがまけないぞうをたくさん運んでくれました。ちょうどパリへ旅行中の内田さんとみんなでパリの集合が実現しました。
こちらをご覧ください。
ヨーロッパへはるばるやってきた「まけないぞう」さんたち・・・ フランスの、ヨーロッパの各地へと、またこのぞうさんたちが旅立っていきます。
さっそく、パリのディディエさんとロールさんが、パリの「まけないぞうアンテナショップ」になってくれました。
こちらをご覧ください。
***

被災地を風化させない、忘れない旅を続けている映画監督 我謝京子さんを支援する仲間も、フランスのほうぼうにいます。
2012年3月11日に、パリで 「311:ここに生きる」をフランス語字幕付きで上映した「千里の道」senri no michi の中心メンバー 菊地早苗さんと 字幕翻訳に協力した武本智沙さん このおふたりの優しくも力強い、パリ在住の日本の女性にパリで出会い、お話を伺いました。 こちらをご覧ください。
 ***
そして、パリからオーストリアへ戻ると、去年のローマの映画祭の我謝さんの映画のニュースをブログで見て「グルノーブルでも上映したいです」と言ってくれた グルノーブル第3大学の竹内泰子さん(日本語を教えています)からお便りがありました。
学生さんたちと協力して3月に上映にこぎつけられそう ということです。
「学生がケーキつくって売ったりしてがんばってくれています。資金集めにコンサートもやろうかと思う、というので何かと思ったら『メタル』だそうです。なぜか日本語やってる学生にはメタルのバンドの人が多いらしく。メタルな被災地支援というのもなかなかよろしいですね。」
ということでした。^^ フランスの学生さんたち、なかなか 元気そうですね!
パリの菊地さんやニューヨークの我謝さんと連絡を取り合って、上映会へ向けて、準備中です。

また、パリ第10大学でも、上映する可能性がありそう・・・まだ、これから交渉ですが、ちょっとまた 芽が出てきた感じです。
***

それから、フランス人の方からメールがきました。(どこから「まけないぞう」のことを聞いたのか、どこにお住まいの方なのかもわからないのですが・・・)
「フランス人のグループですが、連帯の気持ちをあらわしたいので ぞうさんを注文したいです。どうやって入手するのか方法を教えてください」
さっそく、「何頭だか教えていただければお送りしますので、折り返し料金を振り込んでください」とお返事しました。
このあいだ、パリでリレーして持ち帰ったぞうさんたちが、さっそく嫁入りの見込み。・・・わくわくです。

***
昨日は、東京のまけないぞうサポーター 菅谷かおりさんから、小学生のyurinachan0223お嬢ちゃん ゆりなちゃんといっしょにおひな様をかざりましたというメッセージをいただきました。
ゆりなちゃんのまけないぞう、おなじみの「マドレーヌちゃん」(バターの色)と「キャンデイーちゃん」(ピンク色)もいっしょです。こちらをご覧ください。
お雛さまをかざって、健康を祈り春を待つ気持ちと、被災地の作り手さんたちを想うこと。
まけないぞうって、そういうものですね・・・ 元気の出るお便りを、ありがとうございます。

この気持ちを、世界中からの応援のメッセージを、また伝えてまいりましょう。
みなさま、「いま、ここでできる被災地支援」まけないぞう   タオル集めも引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

まけないぞう〜♪


ページトップへ Top of page