「被災者の方たちも、早く、辛く長いトンネルを抜けて欲しいと願います」・・・神戸の方からのお便りです

2013年5月18日 土曜日

みなさん、こんにちは。増島智子です。

今日、うれしいメッセージが事務所に送られてきました。
ぜひ、みなさんにも共有して頂きたく、メールします。

いま、ちょうど事務所で、阪神・淡路大震災から丸20年を迎えるときに若者中心にフォーラムみたいなものができたらと検討しています。
この想いに至ったのは、東日本の被災地と向き合って、神戸はどうだったのか?
ちゃんとその経験を被災地へ、また次の世代を担う若者へ継承出来ているのか?
いつも同じ過ちを人は繰り返しているのではないかと、政治を見ていても、差別や偏見などがなくならない世の中をみていても、複雑な想いを感じます。

震災の経験をきちんと検証し、これからの世代につなげることが大切ではないかと。
そんなこと考えているときに、以下のような東日本の「まけないぞう」が神戸の被災地の人に届いて確実に想いが伝わっていると、18年を超えた心のつながりを感じました。
文中にある、5歳と2歳の子どもたちが大人になったときに、ちゃんと震災のことが語り継がれるようにしていきたいと思います。

途中で「まけないぞう」も売れなくなったり、関心が薄れたりする中、やめようかと思った時もありましたが、被災地からの被災地へのメッセージを伝えることが役目だと想い、続けてきました。
そんな中でこんなメッセージは私たちにとってとてもうれしいメッセージです。
ぜひみなさんにも想いを共有して頂きたくて、ご紹介させて頂きます。
本当に、みなさんに支えられていますね。

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神戸に住む主婦です。今回知人から、まけないぞうタオルを頂きました。
すごく可愛くて、まして被災者の方が 作られたと分かり、思わずメールさせて頂きました。
阪神淡路大震災の年に結婚し、5年で不慮の事故で主人を亡くしました。当時4才だった兄は今でも「お父さんが生きてたらなあ」と言い、2才だった妹はお父さんの顔を覚えていません。
突然肉親を亡くす辛さは痛いほど分かります。
被災者の方たちも、早く、辛く長いトンネルを抜けて欲しいと願います。悲しみは一生続くにしても、少しでも軽減できれば…と。
そんな中、まけないぞう作成の企画はすごく意義のある素敵なものだと思います。
大量生産の中国製ではなく、離れた地で頑張ってる方の手によるものだと考えただけで、感極まるものがあります。
デザインも絆のリボンも可愛いです・
早速キッチンで使わせていただきます。
発注メールではなくて申し訳ありません。


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