makenaizoneの今。

makenaizoneの今。
「まけないぞう」を通して広がる輪。
facebookページ管理人の若林まみ&HP編集長の田中幸子から、いろいろな人たちのつながりをお伝えします。


編集長から(7) 5 dec 2011

2011年12月5日 月曜日

みなさま こんにちは。makenaizoneHPの編集長、田中幸子です。

激動の2011年も師走に入り、皆様 慌ただしい毎日をお過ごしのことと存じます。
街はクリスマスの灯が目にしみる頃になりました。ヨーロッパでも濃霧や強風に厳しい冬の到来を感じるにつけ、被災地の方々にとってこの冬はどれほど大変なものになるのだろうかとの思いを強くしております。増して、放射能汚染の問題は日本ばかりではなく地球規模の大きな心配の種です。福島の原発で「燃料棒が溶けて・・・」という不気味なニュースが伝えられています。こんな大きな心配の種を抱えている日本。「まけないぞう」のポジテイブなパワーで、せめて心配や不安に押しつぶされずに手をたずさえていきたいものと思います。

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さて、「編集長 兼 引っ越し担当」11月の最後の週、フランスの東 スイスとの国境近くの大学町 ブザンソンへ「まけないぞう」さんたちを届けに行ってきました。
「まだか まだか」と待っていてくれたフランスの友人たちに持って行ったのは、わずか12頭 あっという間に「引っ越し完了」。今回の「配達」にあぶれてしまった友人たちも・・・「次は必ず、うちにも持って来てね」という声に励まされて戻って来ました。
イザベルとジャンジュリアンと3人の子どもたち、ジャックとドニーズのモンルドンさん夫婦。ほかにも何人ものブザンソンの人たちが皆、被災された方々のことを遠くフランスから応援しています。MEMBER通信をご覧ください。

日本ではmakenaizoneメンバーグループが 兵庫県佐用町へ。佐用町は2009年の台風に因って、佐用川が増水してたいへんな水害が起こった場所です。被災地NGO恊働センターは当初からボランティアで当地に入り、活動してきたのだそうです。佐用町では、被災地NGO恊働センターの村井さんと福岡さんに案内していただき、竹炭の「師匠」内海さんの炭焼き釜を見せていただきました。Dr青木のレポート写真アルバム、そして「竹炭隊長」しむたんさんの「竹炭隊 最初のいーっっぽ。」をご覧ください。

神戸のタオル仕分け隊の家藤さんは、子象たちをつけて神戸マラソンを完走の快挙☆
そして、神奈川のまけないぞうサポーターの吉川さんからのお便りに、遠野で活動中の増島さんから「ほっとうれしくなりました」というメッセージが帰ってきました。

こんなふうにして、絆を丁寧につなげていきましょう!

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そして、さらに・・・Facebook makenaizoneページの管理人 まみさんからのウレシイお知らせ☆ 
Facebookのmakenaizoneページ
 は、8月4日に開設してから3ヶ月 11月末に100人目の方に「いいね」ボタンを押していただきました。
makenaizoneの発信する情報をフォローしてくださる方がこれからも広がっていきますよう、被災地の作り手さんにも支援する買い手さんにも、笑顔と勇気を運んでくれる「まけないぞう」の支援の輪が、これからも世界中に広がっていきますように。

12月5日


編集長から(6) 14 nov 2011

2011年11月14日 月曜日

みなさま こんにちは。makenaizoneHPの編集長、田中幸子です。

そろそろ師走の声が聴こえはじめる今日この頃・・・ 被災地からのニュースは、冬へ向かって精神的に辛い状況にある方々の多いこと、絶望や喪失感の多様さ、心の問題への対応の大切さ、寄り添いの必要が盛んに取り上げられています。・・・なにかできることはないのだろうかと焦燥感に襲われながらも、とにかく「まけないぞう」を応援することしかできない それを一生懸命やっていこうと思い続ける毎日です。

11月に入ってから、村井さんはまた、石巻、南三陸での「まけないぞう」講習会に出かけてきた様子を伝えてくださいました。
また、「自主避難」で東京と福島から大阪へ避難されてきた方々とも「まけないぞう」講習会でつながりができて、その方々もmakenaizoneのHPを見てくださっているそうです。
何かと大変なことの多い毎日と思いますが、どうぞ「まけないぞう」の優しいパワーで互いに支え合って乗り越えて行ってください!!応援しております。

村井さんのレポートで「まけないぞう」の現場の様子を聞きますと、やはり いろいろな支援団体とのつながりができ、恊働の体制ができていくことで「点から線へ」と展開していく様子がわかります。それでも、講習会で「まけないぞう」の作りかたを伝えながら、ぼつぼつ ひとりひとりの方の思いを聞き取ってこられる村井さんなのですよね。「たったひとりでも」という原点。「たったひとり」の方に大切に寄り添うことから、点が線になり、線が面になる。その大切さを毎日、毎月、毎年・・・やってこられているのですよね。それが、やはり「寄り添う」ことなのだ。makenaizoneの応援も、1頭1頭のぞうさんを、こつこつと伝えながら 今この瞬間に悲しさ絶望感に押しつぶされそうになっている方々のことを思うのです。

先日、神戸の「タオル仕分け隊」の家藤さんが、わたしたちmakenaizoneのことを「まけないぞうを激しく応援してる人たちです」と言ってくださいました。そう言われてみて、「確かに言えてる」と、すごくうれしくなってしまいました。そうなんですよ〜 激しく応援しているんです!!

世界へ広がる「まけないぞう」 MEMBER通信では、makenaizoneメンバーの笙奏者 宮田まゆみさんがフランス オルレアンで開催されたコンサートにたくさんの「まけないぞう」を連れて行っていただいたニュースをお伝えします。
宮田まゆみさんの「オルレアン旅日記」をご覧ください。
オルレアンからさらに、ドイツ ザールブリュッケンへと、宮田さんの悠久の音楽の音に乗って 大きく広がる「まけないぞう」大使たちの活躍です。

ルクセンブルグに行った「まけないぞう」さん。そして音楽の都ウイーン市内へもこのたび「まけないぞう」がお引っ越しを完了しました
11月末には、またフランスへも「まけないぞう」移住計画中です。
手から手へ伝えるぞう♪ 作り手さんたち、いっぱい作ってくださいね、みんな待ってます。

お知らせ:前回まで、makenaizoneの今。で目次のかわりに「活動報告」の投稿一覧リンク集を載せておりましたが、今回から取りやめました。HPのインターフェイスを改善し、トップページからそれぞれのカテゴリーの窓をクリックして入っていただきますと、右側のメニューにそのカテゴリーの投稿(新しい20件)が表示されるようになりました。
HPをご覧いただいている皆様、「ここを改善してはどうか」というようなご意見がございましたら、どうぞご意見をお寄せください。

11月14日


編集長から(5) 5 nov 2011

2011年11月5日 土曜日

みなさま こんにちは。makenaizoneHPの編集長、田中幸子です。

先日、個人的にやっているブログの5月の「まけないぞう」のところに、初めての方から質問のコメントをいただきました。大学で教える仕事をなさっているceriseさんからです。

cerise「今日は。 はじめまして。私は、被災地に近いというか、被災地でもある大学で教えております。このまけないぞうのプロジェクトに学生と共に関わりたいと思っておりますので、このプロジェクトの流れを分かってもらいたいので、タオル集めからやりたいと思っています。東日本大震災から7箇月が立ちましたが、タオルはまだ集めてらっしゃるかご存知ですか。」

田中「はじめまして、コメントをありがとうございます☆記事を見ていてくださったとのこと、ほんとうにうれしいです。「まけないぞう」のタオルは、まだまだずうっと集めています!!タオルの送り先情報については、 こちらに載っています。(中略)
東北の被災地では、まだ「まけないぞう」の作り手さんが足りなくて、もっともっと増えていただきたいということで、スタッフの方ががんばっています。 その中心で現地で活動している 増島智子さんの話が、 ここで見られます。
タオルを神戸に送られると、仕分けをして被災地へ発送するチームがあるのです。そして現地では上記の増島さんたちが活動していて、できあがったぞうさんを 神戸へ送って・・・みなさんがぞうさんを注文すると、神戸から届く。みなさんの援助は直接、被災地でぞうさんを作った方のところへ行く >>>そういうし くみになっています。
タオルの仕分けをしている方の話も、こんどmakenaizoneのHPでご紹介する予定です。そしたらまたお知らせしますね。どうぞよろしくお願いします!!」

cerise「素早いそして丁寧なコメントをありがとうございました。自分だけでタオルを集める方法もあるとは思うのですが、せっかくですから、若い人たちにこのプロジェクトの存在と仕組みに興味を持ってもらえるよう頑張ってみたいと思います。また質問、ご相談などさせていただくかもしれません。 よろしくお願いします。お知らせもお待ちしています。」

田中「学生さんを巻き込んでタオル集めしてくださると聞いて・・・とてもとても、心が暖かくなりました。 わたしも若い学生さんたちと毎日会う生活が懐かしくもあるのですが、でも きっと教える仕事をやっていたら、「まけないぞう」のことにここまで深く関わっ たりHPの編集を引き受けたりもできなかったと思うのです。 ほんとに不思議と申しますか 天の配剤です。若い人たちに囲まれておられるceriseさん、どうぞよろしくお願いいたしますね☆」

・・・こんなふうに興味を持ってくださる方があるのだ〜!!と「勇気の鈴がりんりんりん〜♪」になった田中です。^^¥

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さて、満を持して「まけないぞうのタオルの仕分け隊」のお仕事を紹介する記事を公開しました。先日この欄でご紹介しました 神戸の家藤美仁さんたち、TPOディスプレイジャパン株式会社の方々です。
タオルを送る支援をしてくださる方があり、それを受け取ると こんなふうにして仕分け作業をしてくださる方々がおられる。それが、増島さんや村井さんたちの「まけないぞう」講習会を通して 被災地の方たちのところへ届くのですね!!
この大きな輪のつながっていることをご紹介できて、ほんとうにうれしいです。どうぞご覧ください。
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現在載せている話は以下のとおりです。(目次のかわりです。随時更新します。)11月4日現在 (続きを読む... more...)


編集長から(4)  31 oct 2011

2011年10月31日 月曜日

みなさま こんにちは。makenaizoneHPの編集長、田中幸子です。

オーストリアのわたしの村では「しとしと」雨の降る日が多くなり、いよいよ長い冬の始まりが感じられるようになりました。今日から冬時間に切り替わり、日本との時差が8時間になりました。それでも今朝ほどは少しだけ青空が出て、東京の冬のよう。

東京のmakenaizone 我謝京子監督の「3.11 ここに生きる」公開のイベントに沸いた1週間でした。
makenaizoneのメンバー若林さんが感動をこう伝えてくれました。

東日本大震災後の気仙沼、南三陸、石巻、福島、郡山、相馬、遠野、釜石、陸前高田、仙台、そして東京で出会った女性の皆さんの声を、心を込めて丁寧にまとめた我謝監督渾身のドキュメンタリー。
ナレーションを一切入れず、取材した方々の言葉と映像だけで紡がれた作品は、凛とした輝きを放つ珠玉の織物のよう。
厳しい運命にも決して心折れることなく前を向いて歩んでいる皆さんの姿、そして監督の暖かい想いが込められた映像は、 震災のことをいつまでも決して忘れずに被災地の皆さんの復興のために今 私たちに何が出来るのかを問いかけてくる作品でした。

『311:ここに生きる』の一般公開については未定ですが、2011年11月21日(月)18:30より ユナイテッド・シネマ豊洲(東京都江東区)でLaLa TV 特別試写会が行われます(応募方法など詳しくは、こちらをご覧ください)。また、今後 一般公開や上映会などについて情報がわかり次第、makenaizoneでもFacebookページやtwitter、このHPでお知らせしてまいります。

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さて、そのあいだも世界のmakenaizoneは、どんどん前進を続けていましたよ。
NYからオーストラリアのシドニーへ まけないぞうがお引っ越し。
日本からNYに100頭のまけないぞうさんが到着!・・・海外でのまけないぞうの活躍についてはMEMBER通信をご覧くださいね。
日本でも、学校のバザーで完売のニュース、Facebookへ書き込みをしてくださった方々、そして編集長へも 被災地へ行っているお父さんのことを知らせてくれたMさんや「一日半だけだけれども行ってきました」というSさんのニュース、またKさんからも「友だちに声をかけてタオルを集めていきますね」との暖かいメッセージをいただきました。

青木が家藤さんからいただいた お土産です

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そして、今週もうひとつ、とてもうれしい出来事が!
神戸でまけないぞうのタオルを集荷・仕分け・発送しておられる家藤美仁さん(TPOディスプレイジャパン株式会社)が、makenaizone主宰の青木のクリニックへ立ち寄ってくださったのです。twitterやメールで連絡をしていたけれど、青木が家藤さんにほんとに会うのは今回が初めて☆ 感激のご対面でした!! 「今日のゲスト」のところに載っています(ここ)。
青木が家藤さんのお土産の写真をメールで送ってくれました。なんと・・・奥さまが手作りにされたという、ぞうさんのクッキー♡
こんなふうにして、「まけないぞう」を支援する輪がつながって気持ちが解け合う瞬間。ほんとにありがたくて、心が暖かくなります。感謝です。
ありがとうございます、家藤さん。これからも「仕分け」どうぞよろしくお願いいたします

makenaizoneも まけないぞう☆
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現在載せている話は以下のとおりです。(目次のかわりです。随時更新します。)10月31日現在 (続きを読む... more...)


編集長から (3) 19 oct 2011 

2011年10月19日 水曜日

みなさま、こんにちは。
「まけないぞう」の応援団=makenaizoneのホームページ編集長 田中幸子です。

深まる秋・・・被災地の寒さは と想像しながら、編集作業を進めています。
「東京国際女性映画祭」まで、いよいよ1週間。
「3.11 ここに生きる」の公開を心待ちにしているmakenaizoneです。
5月に立ち上がったmakenaizoneにカンフル剤となったのは、主宰のDr青木がロイタービジネスウイークリー我謝京子記者の取材に同行した「遠野への旅」でした。彼女はこのとき、被災された方々に徹底的に寄り添う増島智子さんたち被災地NGO恊働センターの活動の実態を目の当たりにして、それを私たちに伝えてくれたのです。同時に、ニューヨークから世界へ向けて「まけないぞう」の意味を明確に伝えてくれた我謝京子記者の5分の映像。・・・あのニュース映像を、だから私たちは自分も参加して作り出したものであるかのように感じていました。メッセージが真っ直ぐに私たちの心の奥に届いて、makenaizoneのエネルギーを引き出してくれたのです。
その我謝さんが渾身の力でまとめあげた新しい映像作品・・・いよいよ上映です。
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現在載せている話は以下のとおりです。(目次のかわりです。随時更新します。)10月19日現在 (続きを読む... more...)

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