Merry Christmas!田中幸子編集長!

2011年12月24日 土曜日

今日は2011年12月24日、クリスマスイヴです。
今から約2000年前の12月25日の未明に、イエス・キリストが生まれました。

わたしは幼稚園(築地聖ヨゼフ幼稚園)から高校まで、カトリック系のいわゆるミッションスクールに通っていました。
小学校から高校まで同級生だったのが、田中幸子編集長です。ですから、もうかれこれ50年近い付き合いになります。

クリスマスイヴに免じて、ちょっとうちの編集長の自慢をさせてください。
編集長は我がS百合学園第28回卒業生の総代を勤めた人です。
勉強ができるだけではなく、責任感が強く、人望が厚く、学年でも一番の人気者でした。
勉強ができるけど、人望が無いっていう人けっこう居ますが、うちの編集長は違います。

で、今年は長年勤めていた上智大学から、なんと「名誉教授」の称号を授与されました。50歳で大学教授を辞めた人もあまり居ないでしょうが、53歳の名誉教授とは、恐らく世界最年少だと思います。
その授与式のために春に一時帰国をした際に、ちょうど腰痛が出てクリニックに駆け込んできた時、まけないぞうと運命的に出会ったのでした。

それからは、正直、何がどうなったのか分らないほど、大勢のみなさまに助けていただいて今のmakenaizoneがここにあります。
makenaizone HPの運営については、田中編集長はオーストリアから孤軍奮闘してくれまして、本当に素晴らしいものとなってきました。
Facebookも若林まみ子さんと共にmakenaizoneのファンページの運営をしている姿にも、いつも感謝をしています。

ところで、先日、いかにもそんな編集長らしいメールが飛び込んできたので、少し長くなりますが引用させて下さい。
あるmakenaizoneのメンバーがこの冬にパリに一人旅をしたいのだけれども、フランス語もできないので不安なの、という一通のメールへの返事です。

*
引用ここから******************

こんにちは! 田中幸子@オーストリアです。

今回は、ほんとに完全な 行き違いになってしまいましたねー
しかも パリへひとり旅???
予約したんだけど チョット不安っていう気持ちは よくわかります・・・うふふ
楽しい旅行になるとよいですね。

ご予約されたホテルは、マドレーヌあたりということなので、パリでも中心部の とても良いところだと思います。
シングルでとりたい場合も、フランスのホテルはぜんぶ ダブルとかツインのシングルユースが普通です。
だから、予約されたホテルは◎なのだと思います。
—-
空港から市内へ行くとき タクシーでホテルへ というのもありますが 
ロワッシー ビュス Roissy Bus というリムジンバスで オペラ座のすぐ後ろまで 直通です。
料金もそれほど高くありません。
(タクシーより安いです)
マドレーヌは オペラ座からわりあい近いです。


パリの治安ですが・・・
日本で言えば歌舞伎町みたいなところ=モンマルトルを下に下った ムーランルージュとかが立ち並んでいるところや
大きな鉄道駅のまわり(サンラザール駅や 北駅のまわり)
あるいは うんと周辺の 中央から離れた地域へ行かないかぎりは、それほど怖い思いをすることはないと思います。

ただ、たとえば道のまんなかで 不安そうな顔で ガイドブックを首っ引きに見ていたり。
あまりにも能天気に にこにこ顔で 油断して バッグをぶらぶら持って 買い物の袋もいっぱい抱えて スキだらけで歩いていたり。
そういう日本人の「いかにも観光客です」というのは、スリや悪いひとに狙われてしまうので、(声をかけられてしまったり)気をつけて 大きな態度で
「わたしは行く場所がハッキリわかってるのよ」「バッグだって しっかり持ってるのよ」と堂々と歩いてください。
あくまでも 大きな態度で ずんずん歩いていれば、狙われにくいです。

声をかけられたりしたら、かならず無視して にこにこ顔で対応したり しないように。
怖い顔でにらみつけて、◯無視してください。

とはいえ、マドレーヌとかを中心に シックなエリアを特に昼間歩いているぶんには、ほぼ 怖い思いをすることはありませんので、だいじょうぶですよ。
—-

そういうわけで、ひとりで動かなければならないし、東京とちがって なかなか流しのタクシーをつかまえるというのは難しいので (基本は呼ばないと来ないんです)
地下鉄で動くのが いちばん楽チンです。
そのため、ホテルを中心にして、どうやって行ったら どこの美術館に行けるだろうかと、そういうルートを、いくつか あらかじめ調べておくのがよいと思います。
(そしたら、現地へ行ってから まごつかずに済みますからね)
パリの地下鉄情報(日本語)
http://www.ratp.fr/ja/ratp/c_21879//

http://www.ratp.fr/ja/upload/docs/application/pdf/2010-12/mode_emploi_touristes.pdf
このPDF 各国語なので、下のほうへスクロールすると 日本語のところが出てきます

ネットでも いろいろ情報がみつかるし、キップの買い方とかも載っていますので、
アン カルネ
を買うと 回数券なので、どこへ行くときでも1枚ずつ出して使えばよいので便利です。
わたしはパリへ行ったら、まず この回数券を買うところから始めます。


おすすめの場所
美術館や博物館などは ガイドブックを見ていただいたほうが良いですね。
わたしがすごく大好きなエリアは、サンジェルマン デプレ という界隈の、特に サンシュルピスという教会のあるところ
それから デパートは プランタンやギャルリーラファイエットよりも、左岸のほうにある ボン マルシェというデパートがすごく良いです。
かなりコジンマリしていて、観光客があまり来ないところです。
食料品売り場が別棟になっているのですが、ここは日本のおみやげを買うのに すごく良いところです。
プランタンやギャルリーラファイエットも 人ごみをいとわないのなら 活気があって面白いのですが・・・ 新宿の大きなデパートより セレクトショップ系のほうが好みに合いますという感じでしょうか。

それから、食事ですが
やはり このボンマルシェというデパートの近くに 
リュテシアというホテルがあり、そこのブラッスリーは ランチでもデイナーでも かなり美味しいです。
すごくシックなところです。
http://lutetia.concorde-hotels.jp/jp/dining/dining02.aspx

また マドレーヌ広場には フォーションの店もあるし マリアージュフレール(お茶の専門店)の店もあるので、そういうところで軽く食べるのもおすすめかもしれません。

サンジェルマンデプレの サンシュルピス広場のまわりの小さい道を散歩すると、たくさん 小さなレストランが集まっています。
そういうところで 昼ご飯をがっつり食べて 夜はあまり出ずにホテルでのんびりしておくというのも良いかもしれませんね。
わたしの友だち(日本人)なんかは、デパートの食品売り場でおそうざいを買って来て、夜はそれで済ませるほうが身体が楽だと言っているひともいます。
毎日フランス料理の夕飯食べていると、すごくおなかにたまって 胃袋がつらいです笑


ノルマンデイー旅行
わたしは車で友だちとまわったという経験しかないのですよね。
でも、パリからもバスの日帰り旅行とかで、ネットで予約できるものとかがあると聞いています。
寒い時期ですし、時間をロスせずにまわるためには、バス旅行とかを予約しておくほうが 列車で移動よりも良いと思います。
このことについては、あまり情報がよくわかりません。
ごめんなさいです。
—–

思いつくままに書きましたが・・・
わたしのブログのほうに、パリへ行ったときのことも書いていますので、どうぞ参考になるようでしたらご覧ください。
http://sachan111-sachan.blogspot.com

右の欄の下のほうに 検索のところがあるので、そこでパリ と入れたら、パリへ行ったときのことが出てくると思います。
ただ、ホテルに泊まることは ほとんどなくて、いつも友だちの家に泊めてもらったりするので・・・・ 今回の旅のご参考になるかどうかはわかりませんが・・・
少し 雰囲気を感じるというぐらいでしょうか?

では どうぞ素敵なクリスマスを御迎えくださいね。
とりいそぎ用件のみにて 失礼いたします。

田中幸子

引用ここまで********************************

この返事をもらったメンバーは、ちょっと不安に思っていたパリへの一人旅が、すごく楽しみになったと大変喜んでいました。
これを読んだら、誰でもパリに行きたくなりますよ。ほんとうに。
と、こんな風に編集長は陰になり日向になり、本当によく頑張ってmekenaizoneを引っ張ってくれています。

                      *

さっちゃん、普段はあんまり面と向かって言えないのだけれども、このメールにさっちゃんの人柄がすごくよく現れているよね。
今年は本当に本当に、お疲れさまでした。さっちゃんにどれだけ助けてもらったか、ちょっと口では言えません。口で言えないことを文章にできるほど、青木は筆が立ちません。あっ、第一、筆なんか使ってないしね(笑)。

私たちには、来年も再来年も、まだまだやらなければならない事が、目白押しです!
でも、さっちゃんが居てくれれば、何だってできそうな気がします。
けれどもお互い50代の半ばになりました。健康に気をつけて(あっ、危ないのは青木の方だけど)、また来年も一緒に大いに悩みつつ前進して行きましょう!

心から、Merry Christmas!


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