makenaizoneという場所

2011年11月7日 月曜日

makenaizoneという、まけないぞうの私的応援団が始まってから半年が経ちました。

3月11日の東日本大震災が起こって、わたしたちmakenaizoneのメンバーは一人一人何らかの理由があって、この春にまけないぞうと出会いました。
それで、この出会いを形にしようと熱い想いが集まって、makenaizoneという場が、ごく自然に出来てゆきました。

その後、いろいろな方々のご協力があってこのホームページも出来上がり、幼なじみの田中幸子編集長をはじめとして沢山の方々が関ってくださって、半年が過ぎようとしています。
仲間うちで連絡用に使っているメールの数も今夜1000通を超えました。
この間、いくつかの催しもありましたし、たくさんの方々との出会いもありました。
また国内のみならず、メンバーや協力者のみなさんの渡航に便乗させてもらって、ヨーロッパやアメリカへもまけないぞうが進出していってくれています。

今夜はメンバーの宮田まゆみさんが12月の初旬にパリ公演のために渡仏する際に、まけないぞうを連れていってくださるという話に、田中幸子編集長が11月の末にフランスに行くのだけれども、ちょうどニアミスで入れ違いですね、というようなメールのやり取りをしています。
それにしても、こんな素敵な話題を積み重ねて連絡用メールも1000通になったのだなぁ、と、すこし感慨深くお二人のやり取りを読んでいました。

今や世界中の人たちが、日本で大きな地震と津波によって二万人もの方々が亡くなったこと、福島第一原子力発電所の原子炉が4機メルトダウンして人類がかつて経験したことのないシビアアクシデントが起こってしまったことを知っています。
だからこそ、海外に住んでいる日本人はじめ、本当にたくさんの方々が心からの哀悼と悲しみ苦しみへの共感を持って、この大震災に心を寄せてくださっています。
そうして、その共感の心を、まけないぞうというタオルのぞうさんが繋いでくれています。

こうしている間にも、被災されたみなさんが、寒い思いをしておられやしないか、家族のことや仕事や学校やいろいろな事についての心配事に心を痛めておられやしないか等々、あれこれと考えてしまうわたしがいます。

けれどもけれども、そんな思いも全てひっくるめて、東北の被災地で作られているまけないぞうをこれからもこうして、わたしたちmakenaizoneはいろいろな皆さんにご紹介してゆこうと思っています。
被災された方は、もしもまけないぞうを作ってごらんになれるようであれば、どうぞ少しづつでもチャレンジしてみてください。まけないぞうはきっと、何かのお役に立てるのではないかと、わたし達は確信しています。
最後になりましたが、世界中のまけないぞうのファンの方々・支援者の方々、どうぞこれからも引き続き厚くて長〜いご支援のほど、何とぞよろしくお願い致します。

記念すべき1000通目のメールの晩に makenaizone主宰 青木正美


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