2014.1.9

2014年1月9日 木曜日

連載している年末の原稿の締め切りが、いつも守れない。

困ったことなのだけれども、本当にここ数年、守る事ができない。

すると、正月休みに原稿書きが待っている、という生活をここ数年している。

このズボラなわたしの原稿は、いつも編集者のNさんがバッチリと受け止めてくれる。

今夕方ゲラが送られてきて、もう素晴らしく有り難いの極み!

わたしはこの連載に、ここ数年、地震災害や原発震災の話を書いてきた。

内容は重いができるだけソフトに書きたいと思ってきた。読み手は医者なのだが、余りにも直裁的な表現だと、災害関連の内容は読む側の心に高い壁を作ってしまうからだ。

災害をもっと身近にとらえて日常の中で考えて欲しい・・・いつもそんな風に思いながら原稿を書いてきた。

しかし、最近は自分にもこの国にも「時間がない」と思うようになっている。

それで今回は、いつもと違って原発事故そのものについて踏み込んだ内容になってしまった。オブラートに包むのを止めてみたのだ。

すると編集者のNさん、すかさず挿絵にキュートな原発を入れてくれた。

暖かい励ましのメールが返ってきた。

メールのやり取りだけで、お目にかかった事もないNさんなのだが・・・。

先ほど東京に初雪がちらり。少し柄にもなく、目頭が熱くなった晩だ。


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