彼女の姿をはじめて見かけたのはTwitterでした。
7月のいつ頃だったか、犬のアイコンの「フランス在住 畑仕事に精を出す毎日」というプロフィールの人物からフォローされたのでした。
それからしばらく経って、友人の田中幸子さっちゃんのFacebookを見に行くと、フランスの畑で野菜作りをしている女性と交流している模様。
で、早速さっちゃんに
「あのフランス在住の農業してる人って、多分Twitterのフォロワーさんと同じ人だと思うんだけど」
「そうよ、同じ人だよ小野澤治子ちゃん。彼女はね私たちの後輩なのよ!」
「え〜〜〜、シラユリ人なの!だってすごいファーマーじゃん、本格的だよ」
「そうそう、彼女いろいろ作ってるのよ。広い畑を借りていてさ」
と、こんな感じではるちゃんとは知り合いになったのでありました。
彼女はフランスのブールジュというパリから列車で3時間ぐらいの町に住んでいて、そこでカシューというフランス犬と暮らしながら畑仕事をしています。
以前にわたしはこの日記で、「ぞうに落ちた」人たちの集まりがmakenaizoneなのだ、と書きました。
そうですそうです、大方のメンバーがうちのクリニックで、痛みのある時期にたまたま、まけないぞうと出会って、その愛くるしさと背景にハマってしまって、気がつくと人に勧めたくなったりしている訳ですが、それでそういうメンバーさんは必ず自分のぞうに名前をつけたりしているのですが……。
わたしの知る限り、まけないぞうを自分の手に抱くよりも先に、名前をつけてずっと待っていたのは後にも先にもはるちゃん以外はいないと思います。
彼女はmakennaizoneMLにこんな風に書いています。
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フランスより
ヨーロッパへお引越ししてくるまけないぞうたちの足音が聞こえてきました!
ヨーロッパ担当こと、ヨーロッパ応援団団長さっちゃんとまけないぞうたち、
そして、まけないぞうにこめられた被災者の方々の思い、NGOのみなさま、makenaizoneのみなさまの思いブールジュでお待ちしています。
遠くにいるとどうしても現実なのに夢のように思えることがありますが、見せていただいたたくさんの写真で、いろんなことを伝えていただきました。
手をあわせてるまみさんの写真を見たときには、一緒に手を合わせましたよ。そうせずにはいられませんでした。
また、MLでのお話から、被災者の方々も、makenaizoneのみなさんも様々な形で辛い思い、経験を抱えてらっしゃることを知り、離れていても長期で、つまりはずーっと支え合って行かなければいけないな、というよりもそうしていけたらいいなと思いました。
まけないぞうが、あちこちにお引越ししながら支えあいの気持ちが広がっていくことは嬉しいことですね。
「ドクター青木のぞうさん行商日記」
私は、密かに!「モッヒー日記」と呼んで楽しみにしています♪
♬ チ ラ ロ ヲ ル ロ タ ア ル ラ ア ア・・・もやってみようと思ってます。
私もmakenaizoneのメンバーにさせていただいたこと感謝しております。
東北方面は大雨が降っているようですが、被害がありませんように。
そして、makenaizoneのみなさま、くれぐれも暑さでお疲れが出ませんように。
長く支えあっていくためにも、健康に留意することがとても大事だと思います。
どうぞご自愛くださいませ。
小野澤治子
☆☆
ありがとう、フランス特派員のはるちゃん。これからもどうぞ宜しく!