2013.3.16

2013年3月16日 土曜日

今夜はジャーナリストの患者さんと娘さんの3人で会食した。
もっか一番気になるところは、自民党が憲法を改正しようとしていることである、と。

もちろん、わたしもこの問題について、ひじょうに気にかかっている。
憲法第九条の一項を変えようとする動きが、自民党の憲法草案に現れている。

第九条  日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2  前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

これが平和憲法の神髄そのものである。
自民党やその他のライトウィングの政党は、これをこぞって変えようと目論んでいる。

ジャーナリスト氏はこれを大変に憂いておられた。彼は戦争を知っている最後の世代の人である。
氏は続けた。
「でも僕が一番怖いのは、総理が日本国憲法を変えたいという意向を示しているのにもかかわらず、どの新聞社もどのテレビ局もどのジャーナリストもズバリとそれを本人に聞かないことです。今のメディアはどうして聞かないのか、そこが一番問題なのです」

九条の一項だけは、絶対に変えさせてはならない。絶対に。
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