2013.3.5

2013年3月5日 火曜日

朝から春の麗らかな陽気になった。

昼休み、近所の画廊で個展を開いている安藤栄作さんを訪ねた。
311は福島県いわき市で被災。津波で家財の全てと作品の全てを失った彫刻家だ。
現在は奈良県天理市に移住し、精力的に創作をされている。

Facebookで出会ってから、ずっと安藤さんとはお会いしたかった。
果たして、たいへん真っすぐな福島原発問題についての意見を交換することができた。

安藤さんと話をしていて、改めて、自分たちに課せられたものを感じた。
いま福島原発の周囲、中通りや北関東の高線量地域で起こっていることから決して目を逸らす訳にはいかない。それは私たちの世代が、きっちりと「カタ」をつけなければならない事だからだ。
お互いに確認し合って安藤さんと分かれた午後だ。
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