I m a g i n e

2011年8月20日 土曜日

「このぞうさん、いいわねぇ。佳代ちゃんと2人で凝っているのはコレなのね。ぞうさんを作っている間、一生懸命で夢中になれるから良いのだと思うわ。うちでもぜひ置かせて、だって少しでも応援したいから」

ジョン・レノンが愛した軽井沢のコーヒーショップ・離山房のオーナーの槙野さんの叔母さまが、まけないぞうを見るなり、即刻そう言ってくださった。
離山房はジョン・レノン一家が毎年夏になると訪れていた場所で、店の中にはジョンの写真が沢山飾ってある。
槙野さんは、今もオノ・ヨーコさんと交流がある。もしこう言ってよければ、日本人で最もジョン・レノンに近い人物だ。

今日は販売促進用のぞうさん5つだけしか用意が無かったのだけれども、お店のど真ん中のジョン・レノンの思い出の窓辺に飾ってもらった。そこは、あの夏もジョン・レノンが長い脚を組んで、コーヒーをすすったテラスに面している窓辺だ。

これまでも、まけないぞうが地域や立場や宗派や、その他いろいろなものをひょいと超える存在であることを、わたしはこの目でたくさん見せてもらってきた。
そうして今日、まけないぞうは30年の時空を超えたのではないかなぁ、と、ふと思ったのだ。そう。超えた先には間違いなくジョン・レノンが居たのではないか、と。

もしジョンが生きていて、もし軽井沢に遊びにきていたら、必ずまけないぞうに興味をもってくれていたことだろう。
「ねね、その白いモヒカン刈りのやつをもらっていくよ」、なんてね!

♬ 想像してごらん。世界中の人々がまけないぞうに夢中になっていることを。
♬想像してごらん。まけないぞうを作る人々にいつか平穏な時間がもどることを。
♬想像してごらん。黄色や花柄のまけないぞうでみんなが汗を拭いている姿を。
♬想像してごらん。みんなが安心して暮らす場所には、決まってまけないぞうがいることを。
♬そうさ、まけないぞうを想像するだけで、こんなにも世界が変わるのさ。


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