被災された方々が、『世間から忘れられた』という絶望を持たないよう関わっていくことが肝要ですね

2012年12月18日 火曜日

【東京の佐野純三さんからのお便りです】

12月16日
先週金曜日は、塩釜市の仮設住宅を、幼きイエズスの姉妹会のシスターたちと戸別訪問しました。
寒冷地の仮設住宅のためか窓が小さく電気代の節約の為か薄暗い中で時間を過ごしていらっしゃいます。壁が薄いためでしょう、内部の結露もひどいようです。
顔見知りの方とは話は程度の差はあれ進み ますが、そうでないとほとんど無表情。まだまだやることたくさんあります。
それから、震災のショックとその後の不便な生活のストレスからでしょうか、癌を 含む病気の方が半分くらいおられます。
政治、行政はこういう現実に注目すべきだし、我々も、被災され た方々が、『世間から忘れられた』という絶望を持たないよう、できる範囲でですが積極的に関わっていくことが肝要ですね。
これ、オキナワ、フクシマにも通 じますね。
塩釜教会の前で、「まけないぞう」の写真を撮りました。

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佐野さんは、12月7日の上智大学「オールソフィアンクリスマス」で「まけないぞう」の売り子さん。そして、その次の週は 南三陸、塩釜へボランテイアに行って来たとのことです。

 大学の同窓会クリスマスパーテイーで まけないぞうのショップの売り子さん
佐野さん(左)。現役学生(外国語学部フランス語学科)の色部千尋さん(中央)、 水戸からかけつけた川又友美さんといっしょでした。
(撮影:荒居康明)


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