チベットの祈りの旗

2017年4月26日 水曜日

村井です。
アイルランドの植物園にある「チベットの祈りの旗」の写真、ありがとうございます。
明日から東北に行くので、カラーコピーをしてお世話になっている不動寺(釜石)の「新八十八ヵ所霊場」に納めてきます。
先日、増島と「ルンタ」というタイトルのチベットの人たちの焼身自殺のことがテーマの映画を観て来ました。深く考えさせられました。
私たちが支援しているネパールのコシ州ソルクンブ郡グデル村の場合は、同じくチベットから中国に来たシェルパ族の人たちですが、チベット密教と言っても、またいくつかの宗派があるとも聞きました。

いずれにしろ、最近あらためて宗教のことを考えます。
おそらくどんな宗教も、「お互いが支えあって生きていく」というのは、共通していると思います。
その人間としての根幹的な思想が、災害時には見事に表面化し、困った時はお互い様という心理が働くようです。
しかし、しばらくすると「喉元過ぎれば・・・」ということになるのでしょうか。
でも、それを繰り返していると、この支え合いという思想が、さまざまなしくみになっているようにも思います。
「人は一人では生きていけない。」とよく言われますが、ほんとにそうでしょうね。
ある時は、宗教に頼り、あるときはお医者さんに頼り、ある時にはまけないぞうに・・・・・・と実に多彩な関係の中で支えられているということでしょう。
とりわけ、みなさんのおかげで”まけないぞう”が20年を迎え、まけないぞうをたくさんの人に支えられ、そのまけないぞうがまた被災者をはじめいろいろな人を支えてきたのだなぁ・・・、とあらためて感謝します。
こうして多くの人が、もう一つの宗教として「まけないぞう教」にはまったようなものですね(笑)
makenaizoneのみなさま、ほんとにありがとうございました。心から感謝致します。今後ともよろしくお願い致します。
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