アイルランドの千羽鶴プロジェクトと「まけないぞう」がつながりました

2017年5月29日 月曜日

5月29 日 今日は朝いちで、家から30分ほどのところにある、キルマカラーの植物園へ行ってきました。
家からさらに1時間ぐらい南のほうに住んでいる友だちの美香さんと待ち合わせをして、植物園を歩いて木や花のパワーをたくさんもらってきました。 そして、美香さんからとても嬉しいお申し出をいただいたのです。
「これまで日本語を教えに行っている学校の生徒達と続けてきた、被災地応援の千羽鶴プロジェクトのお金で、まけないぞうを購入したいと思うのですが、どうでしょうか?」 ということです。
「折り紙で鶴を一羽折るごとに 50セント(1ユーロの半分、つまり日本円にすると50円ぐらい)募金」をずっと続けてきて、160ユーロぐらいのお金が手元にあるのだそうです。
皆が少しずつ、少しずつ、鶴を折りながら、応援の気持ちを込めて、千羽鶴もまとめてつないだものを、今は学校に飾ってあるそうです。 募金のお金で「まけないぞう」を購入し、生徒さんたちに「被災地の方たちが作ってくれたもので、みんなが折った鶴の募金は、この方たちを支援するために使われるよ」と話をしていきたいとの話でした。

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2016年夏のお祭りでも、地元の人たちに千羽鶴を折ってもらいました

そこで、今、田中のところにある「まけないぞう」の在庫から美香さんにお譲りして、お預かりしたお金は、また日本に行ったときに「まけないぞう」を購入するのに使わせてもらうという方法にしましょうと相談がまとまりました。

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美香さんの学校に飾られている、みんなで折った千羽鶴

美香さんは、去年の夏のお祭りでも、まけないぞうショップと折り紙ワークショップの手伝いに来てくれたのですが、今年の夏も、また一緒にやりましょうと話しました。
2016年の夏のお祭りについては、こちらをクリック。

今年のラウンドウッド(田中の地元の村)の夏祭りは、8月6日(日)です。 今度はどんな趣向にしようかな?と考え中です。
先日、ゴールデンウィークに村井さんと増島さんが作り手さんたちとご一緒に釜石市の「新四国88ヶ所霊場と新西国33ヶ所」の霊場にまけないぞうを奉納されたとき、ここの植物園で数年前に見た、「チベットの祈りの旗」の写真も一緒にお持ちいただいたのです。
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前にこの旗を見たのは、チベットで震災があった直後だったのですが、今年3月に神戸の被災地NGO協働センターへ伺ったときにその話をしたら、「祈りの旗の写真を送ってください」と言われてお送りしたものでした。
http://miyagijishin.seesaa.net/arti…
いつもは出ていない旗なのですが、今朝はまた、飾ってあるのが見られました。
6月30日がヒマラヤ、ブータン、チベットへ旅して種を持ち帰ってきた植物学者の生誕200周年なのだそうです。
遠く離れたところからも、こうして一緒に応援できるご縁に感謝。 祈りの旗の色とりどりが、とても嬉しく目に映りました。
美香さん ありがとうございます。

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アイルランドの地元で、いっしょに まけないぞうの応援をしている仲間
左から、恭子さん、美津枝さん、美香さん、田中、葵さん
2016年 ラウンドウッドの夏祭り終了後に。
「私ももっと人の力になれるように頑張りたいです」、「私にも何かお手伝い出来る事があれば、いつでもお声をかけて下さい」と言ってくださいます。

2017年 今年の夏祭りでも、まけないぞうショップを続けます。


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