2013.4.20

2013年4月20日 土曜日

もう来週末にはゴールデンウィークに突入する、ということに気がついて、一瞬めまいがした。
あれこれ決めなくてはならなことに追われ、計画書や原稿や診断書やメールの返事を書かなくてはならず、気持ちだけがわらわらする週末土曜日。
軽井沢は大雪になるというので今週も行かれずじまいになった。

夕方、災害復興関連の仲間うちでFacebookのチャットで近況報告をしていたら、チャットでは話しがもどかしくて2人で抜けて長電話とあいなった。
電話の相手は仲良しの埼玉の弁護士。5月に一緒にチェルノブイリを旅する予定なのだが、計画が持ち上がった頃には途方も無く先の話しに思えたものだが、もうあと少しで5月になるのだなぁ。その旅が終わると夏が来て、あっという間に今年も終わってしまうだろう。じぇじぇじぇ!

ところで、福島の問題に踏み込んでいけばいくほど、医療界と法曹界が仲良くして行かなくてはならないと心底思うのだ。電話の彼女とは、いつもいつも口癖のようにお互い確認し合っている事だ。
過去の公害訴訟などでは、被害の始まりから必ずしも医療界と法曹界の足並みが揃わずに、出来たはずの被害者救済が後手に回ることも少なくなかった。
だからこそ、今回こそは、出来る限り情報の共有化をして、お互いの位置を確かめながら行こうね、と。

何はともあれ、つまらない分断工作に填められないように気をつけなければ、という話しをしていたら、兵庫の弁護士から「そもそも災害復興の問題に取り組む以上,一定の「分断」は避けられない。
さらに踏み込んで言えば,復興に関わる者としては,「分断」は,当然に起きるものであるし,それを恐れてはならない」つまり「復興コンフリクトを乗り越えよう、ということなんだよ」との意見が出たのだった。

なるほど、「復興コンフリクトを乗り越えよう」、か。
復興コンフリクトを織り込み済みにすることは、もしかしたら個々の被災者の権利にもっと自由度を持たせることになるのかもしれない。
問題は、当局にどうしたら復興コンフリクトを「悪用」されないようにするか……なのだなぁ。
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