ドクター青木のぞうさん日記

makenaizone主宰の青木正美が、自分の生活の中でできるボランティアとは何かを考え、実行してみよう、そんな四方山話を綴ります。
Dr Aoki's Prescription...

2012.12.28

2012年12月28日 金曜日

2012年の仕事納めの日。
18時まで通常診療、その後、事務スタッフととに残業。
今年も無事に一年を終わる事ができた。患者さんに感謝。スタッフに感謝。

ところで、
この夏のクールビズから白衣を着ることが少なくなったが、この12月、わたしはクリニックで白衣を着るのを止めた。
理由は、大きな医療不信を目の当たりにしたからだ。
福島県の原発事故とその後に起きた医療不信。ある患者さんご一家の主が、手術後に病院に向けられた医療不信。
わたしは医者と患者の関係を、信頼という関係を、もう一度考えてみたいと心から思ったのだった。
そして、白衣という患者と医者を隔てるものに袖を通すことを暫く止めてみることにした。


2012.12.27

2012年12月27日 木曜日

27日〆切の原稿を明け方まで書いていて、ふと窓を見ると、煌々と月が出ていた。
十四夜の暁まえ。
この世のものとは思えないほど、せわしい数え日。
ほんのひと時、月に見入った。

数え日に月の降るらむ煌々と


2012.12.26

2012年12月26日 水曜日

深夜の閣僚の記者会見の放送。
どこかで見飽きた顔ばかりだ。
本当に、皆がこれを望んでいたの?
すこぶる付きの原発超推進内閣。福島第一原発の事故のあとの組閣なのに。
わたし達は、これほどまでの事故から、何ひとつも学ばなかったのだろうか。
本当にため息しか出ない晩だ。


2012.12.25

2012年12月25日 火曜日

3連休が終わりを告げた。
ついに、数え日に突入した。
予定通り、原稿は全く進展がなく、外来は多忙を極めた。
と、その時、宅急便が……な、なんと、白百合の一年先輩のムーさんこと桜井美穂子さん@村越画廊からクリスマスプレゼントが!
東京駅のエキナカでこの青いぞうさんを発見し、送ってくださったのだそうだ!

救世主は必ず12月25日にやって来る、青いぞうさん!

青ぞうこぞりて迎えまつらむ #mutamagawa


2012.12.24

2012年12月24日 月曜日

クリスマスになると小学校の頃の「キリスト生誕劇」を思い出す。
イエズスが色々な人々に拒絶をされる場面。わたしはパン屋のおやじだった。
母の手作りの白いコック帽にエプロン。ドンクのバケットを小脇に抱えて台詞が一言。
「お前にやるパンなど一つもない」
何度も何度も練習したのを思い出す。けれども、どうしても本番の事が思い出せないのだ。

A merry merry Christmas !

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