makenaizone 活動報告

日本国内で「まけないぞう」を応援する人たちからのメッセージ。 
いろいろな場所で、それぞれのできることを毎日。「まけないぞう」からたくさんパワーをもらっています。
the Daily Elephant... ALL the news that's making the news!

神戸の「仕分け隊新聞」2月号 NECさんから大量タオルが・・・福岡県筑紫野市のお寺さんからも・・・Monthly Info Journal from Kobe, Feb 2012

2012年2月8日 水曜日

神戸の「仕分け隊」家藤さんから 入荷・出荷の連絡メール(「TPO まけないぞう用タオル 日報」とFacebookおよびTwitterの「つぶやき」の両方を見せていただいている編集担当 田中 ・・・まるで「まけないぞう」さんとタオルの箱のなかに暖かい心と思いやりがいっぱい入って あっちへ行ったり、こっちへ来たりしているのを、ステレオ放送で聞かせてもらってるような気分♪♪♪♪♪

家藤さん
1月26日 入荷数:昨日32箱 NEC CSR推進部社会貢献室から届きました。

NECさんは、創業100周年を記念してはじまったMDD(Make a difference)活動(全世界のNECグループ社員が参加するボランティア活動)の一環ととして、このような取り組みをされているそうです。 4215本のタオルが届きました。 
震災復興支援活動 NEC”TOMONI”プロジェクト】壁掛けタオル「まけないぞう」製作用タオルの寄贈 ~コミュニティ再生のお手伝い~
2012年1月19日 日本電気株式会社

NECさんとは、メールでコンタクトしながら、NEC社内で、まけないぞうの作り手さんへの”声”を、集めていただいています。
どんな”声”が、あつまってくるか楽しみです。その声は、仕分け隊新聞にも掲載予定です。

*****

2月2日 「本日の、まけないぞう用タオルは福岡県筑紫野市の西蓮寺から、ひとつ届きました。ありがとうございます!
最近、この筑紫野市のお寺からのタオルが多いんですよねぇ。なんでやろか?めっちゃ気になるぅ。

昨夕は、まけないぞうには使いにくい位置に広告の文字の入ったタオルを近所の保育園と児童館に、届けました。
児童館、保育園でも、まけないぞうのおかげで、良い出会いがいただけました。

機会があれば、子供たちに、まけないぞうの話をしたいなぁ。どんな話方しよかなぁ。」

柳田さん 「あのぞうには、人の心をつないでゆく不思議な力があると思います。」
まみさん「 本当にそうですよね!私も同感です! (^.^)」
田中   「ほんと、ほんと」


つながっていますよ〜 神戸の仕分け隊「月刊 仕分け隊新聞」で被災地へ発信! Le journal mensuel de l’équipe de Kobe

2012年2月7日 火曜日

ご存じ、神戸のタオル「仕分け隊」。全国から寄せられるタオルを仕分けして、被災地へ発送してくださっているチームです。

紹介記事はこちら(2011年11月)
タオルの送り手さんの思いを大切に受け取っている家藤さんのつぶやき(2011年12月)はこちら 
2011年のタオル仕分け実績報告(2011年12月)はこちら
2012年1月にmakenaizoneHP編集長 田中が 神戸をお訪ねしたときのレポートはこちら

「仕分け隊」の家藤さんから、「タオル日報」という題名のメールが届きます。
「仕分け隊」に入荷した荷物の数、仕分けを終わって発送した荷物の数、予定など・・・ 被災地NGO恊働センターと細かく連絡をとっておられるのです。

TPO まけないぞう用 タオル日報 2/1

入荷数:1箱(福岡県 筑紫市)

出荷数
30箱:遠野市 増島様、1箱:気仙沼 O様(+Sさんチョコ) 1箱、
2箱:被災地NGO(別梱包で、伝票、手紙、かんぱも同送してます)
各出荷タオル箱に、月刊 仕分け隊新聞 2月号もはりつけています。

今後の出荷予定
2/8:遠野市 増島様 30箱
2/15:遠野市 増島様 Max 30箱(TPO在庫2−30箱 確保しながら出荷数調整)
練習用タオル:業務終了後、西神南の以下の施設に、もって行きました。
まけないぞう完成品も、各団体に3頭ずつおわたししました。
いぶき西児童館→1箱
にこにこ保育園→2箱 タオルは、いくらあっても助かりますぅとのことでした。

******

仕分け隊新聞 ですって???・・・「仕分け作業」をしているばかりか、「新聞」も作ってるんですね〜♪

家藤さんに伺いました・・・

田中:家藤さん、こんにちは!「タオル日報」のあてさきに入れていただき、ありがとうございます☆ このあいだ1月にお邪魔してきましたので、もう場所の様子も目に浮かびますし、家藤さんや中川さんたちのお仕事の様子もとてもよく想像できるようになって、うれしいです。
「仕分け隊ニュース」 すごいですね!こういうのを作るのって、けっこう時間がかかるのですよね・・・ほんとうにすばらしいご努力と思います。

家藤さん:
仕分け隊新聞の動機付けは、タオルを送ってくださる人たちが 強い思いをもたれていることを、なんとか作り手さん=被災されている方に、お伝えしたいという気持ちです。
ただ、増島さんのレポートを、見るたびに思うのが、被災されている方への接触は、慎重にしなければならないなぁということです。
こっちが、よかれとおもっての行動も、被災されている方が、どのように受け止められるかを、理解するのは、難しいなと思って、「仕分け隊新聞」を作り手さんに届けるのを躊躇していたところもあります。
先日、増島さんに、その思いを伝えたところ、「大丈夫ですよ」と、背中をおしていただきましたので、先月から箱に以下のように貼り付けて、出荷しています。

・・・ ということでした♪
そんなわけで、いつもタオルを送ってくださるSさんのお手紙や 茨城県から学生さんたちといっしょに年末にタオルを送ってくださったYさんの寄せ書きが、「仕分け隊新聞」になって 作り手さんたちのところへも届けられているのです。
つながっているんですね、タオルの送り手さんたち> 仕分け隊のみなさん> そして作り手さんたち

まず、1月の仕分け隊新聞 ご覧ください。


アメリカから「まけないぞう」を連れてボランティアに来てくれたマイケル、ダニエル、ジョー Michael, Daniel and Joe arrived with Makenaizô for Volunteer work in Shiogama, Miyagi.

2012年2月1日 水曜日

【makenaizoneメンバー若林より】
昨年7月に”まけないぞう”に出会った私のアメリカの甥のマイケルとダニエル (=ホストシスター デビーの息子達)と友人のジョーがアメリカの災害復興支援団体のボランティアとして1カ月間の東北での支援活動参加を希望し、まけないぞうと共に1月19日成田に到着しました。
現在、宮城県塩竃市で活動中です。

昨年夏に私と共にアメリカに渡った神戸生まれのまけないぞうさん。
半年の時を経て、阪神淡路大震災から17年目の今年、アメリカの若者達を日本の被災地に導いてくれたような想いがして胸がいっぱいです。
マイケル、ダニエル、ジョー、ほんとうにありがとう!
体を大切に支援活動頑張ってね!

【Makenaizou Report from M. Wakabayashi】
My American nephews, Michael and Daniel who are my dear Host sister, Debby’s sons arrived at Narita Airport with their close friend, Joe on Jan. 19 to go to Shiogama-shi with the American Volunteer Organization to help with reconstruction of the areas that are in need of volunteers.
I’m so much touched and excited about the fact that they’ve decided to work as volunteers in Japan!
They flew from the US together with their Never give up elephants!
I’m praying for the safety of these 3 wonderful American young men while doing their volunteer work in Northeastern Japan for 1 month!
Good luck & Lot of Arigato to Michael, Daniel and Joe!!! Your Japanese Aunt is so proud of you all!

 

来日2日目の1月20日、マイケル、ダニエル、ジョーは成田から東京駅経由で仙台に向かいました!
これから1ヶ月間、彼らが東北地方で元気に充実した支援活動が出来ますように!

On their 2nd day in Japan, Michael, Daniel and Joe moved from Narita to Sendai via Tokyo Station! Wishing them all the best in their volunteer work in Northeastern part of Japan for the next 1 month!

 

追記*2月3日現在
3人とも現地の皆さんにも馴染み、大雪の中 元気に住宅建築の現場での手伝いやどろ出しのサポートをしているそうです。
またマイケルは当初の滞在予定期間の1カ月を延長し、4月末くらいまでボランティアを続けるつもりだと言っています。
アメリカから来日し、日本の被災地復興のために頑張ってくれている彼らに感謝です。


「わたしもまけないぞう」と保育園に連れて行ってくれたお嬢ちゃんです 

2012年1月29日 日曜日

【東京の「まけないぞう」サポーター Tomoe Amano Yoshinoさんからのお便りです】

1月11日水曜日のこと、一時帰国中の恩師・さっちゃんが大学に来る時にオフィスに立ち寄ってくれました。(私はもう感動の再会!)
さっちゃんが応援している「まけないぞう」(被災地の方が作ったタオルのぞうさん)、私も応援したくてうちにも2匹やってきました。
姉さんには、「地震で大変な思いをしている人たちが、負けないぞって頑張っているんだよ」という話をしたら、自分も「がんばる!まけないぞう!がんばるぞう!」とピアノの練習を頑張りました。
夜も一緒に寝て、翌日保育園で嫌なことがあっても負けないよう、保育園のお手拭きタオルとして連れて行きました。

 

働く若いお母さんの朋恵さん、応援ありがとうございます♪
これからも、よろしくお願いしますね!!


神戸を訪ねました(4)1月17日 AM5:46 追悼式 Visit to Kobe (4)

2012年1月25日 水曜日

朝5時15分ごろ、被災地NGO恊働センターへ到着しました。村井さん、細川さんたちが迎えてくださいました。
前日から掃除して準備されていたロウソクが点され、静かな庭は厳かな雰囲気です。屋内は村井さんのだるまストーブで暖かいですが庭に立っていると寒いです。時間まで屋内で暖まりながら話をして待ちます。
新潟、岩手野田村から来られた人たち、名古屋のボランテイアグループの方たち、恊働センターのスタッフの方たち・・・次々に集まってきた人たちでいっぱいです。
そろそろ時間が近づき、庭に出て観音像を囲んで皆が立っています。
5時46分。黙祷をささげたあと、順番に観音様にお線香をあげます。

田中といっしょにオーストリアから今日の追悼式に参加したピンク色のまけないぞう 大崎桃太郎くんも感激の面持ちです。

厳かな中にも和やかな追悼式。お線香の煙がたなびいて、まだあたりは暗いのです。
17年目のあの日のこの時間。田中は東京で何も知らずに眠っていたのです。

昨日まで元気だった幾千もの人たちの命が奪われた、あの朝。
街が破壊され生活を人生を奪った震災。そして、そのあとの年月。
田中は今まで自分のストーリーしか知りませんでしたが、村井さんたち皆さん 当事者ひとりひとりが、違った毎日を生きて、積み重ねてきたのです。
テントに生活しながら活動を始めた村井さんたちの厳しい毎日を想像して、そして 今にいたる歴史を考えました。

列を作りながら、須磨区にお住まいの西村真次さんとお話ししました。
西村さんは95年の震災のあと、仮設住宅を「男はつらいよ」を見せて歩いておられたそうです。
「今また、その頃の場所をまわっているんですよ」と話しておられました。西村さんの息子さんも、被災地NGO恊働センターの仕事を手伝っているのだそうです。

観音様にお線香をあげているのは、makenaizoneでお願いしていた 和てぬぐいのぞうさんの試作品を作っていた柚原さんです。
増島さんが3.11まで神戸でしていた仕事と住まいを引き継いで、神戸で働いています。
増島さんたちに「てんねん」と言われて にこにこしていた 優しい柚原さん。
はじめて会って(みなさん 初めてですが)とてもうれしかったです。

岡本さんも、柚原さんも、増島さんも・・・・ みなさん すばらしく きらきらの目を持つ 素敵な女のひとたちでした。
そして すみずみまで目を配っておられる細川さんの存在感。
ベテランの吉椿さんをはじめ、福岡さんや頼政さんたち若いスタッフの方々のエネルギー。
想像していたけれども、想像がおよばないほど深く大きく支え合いの心が生きている「被災地NGO恊働センター」でした。

1月17日のこの追悼式のために集まっておられた各地からの仲間たちの絆が、熱く響き合う 元気のある追悼会と感じることができました。
涙を流したり悲しみに逆戻りすることなく、前を向いて できることを ひとつひとつやっていこうという心で静かに迎える1月17日。
「この日が来ないと神戸は正月にならないんですわ」と話しておられた村井さんの言葉の意味が、はっきりわかりました。

 

 

 

 

お線香を皆があげ終わって、村井さんの挨拶です。以下のようなことを話されました。

「今年もまた 原点に立ち返る この日の追悼を皆さんといっしょに集まって迎えることができたことに感謝です。
今年は特に皆さん 3月11日の東日本の震災のことを思って今日のこの追悼式に参加したことと思います。
先日、ニューヨークに住んでいる監督が「3.11 ここに生きる」という映画を作りました。東日本の各地で被災した女性の話が出てくる素晴らしい映画です。
日本国内での封切りはまだいつになるかわかりませんが、決まりましたら知らせますので是非見てください。
そのなかにある「ここに生きる」ということ。被災地の方々がそれぞれの場所で生きる、という意味もあるでしょうが、わたしたち一人一人が、「いま、ここで」ひとつひとつのことと大切に向き合いながら一日一日を生きるという意味も含めることができるのだと、わたしは受け取っています。
この追悼の日 目の前のひとつひとつを大切にするということを、もういちど確認したいと思います。
みなさん、今年もまた、そのような考えを共にして、いっしょにやっていきましょう。
どうぞよろしくお願いいたします。」

皆 心がひとつになって、互いに「どうぞよろしくお願いします」と言っていました。
田中も参加させていただき、深く感謝いたします。

makenaizoneも今年また、この気持ちを忘れずにやっていきたいものと思いました。
では、田中の今回のレポートは、以上です。
どうもありがとうございました!!

田中幸子

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