みなさま、こんにちは。 makenaizone HPの編集長 田中幸子です。
3月から4月 そして早くもゴールデンウィーク 風薫る5月・・・ 時間は確実に季節を運び 前へ前へと進んでいきます。
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4月半ばに、3.11震災直後の3月26日からずっと「まけないぞう」を通して被災地の方々に寄り添ってきた 増島智子さんからメッセージが届きました。
こちらです。
3.11から一年を経て、「まけないぞう」の東北地方の作り手さんは60人にもなったとのことです。
「復興」といわれ、「がんばろう日本」といわれていますが、被災地の置かれている状況は依然として厳しく、「こころの復興」はこれからが正念場。
これからも変わらず「まけないぞう」を応援してください、とのメッセージでした。
# 東日本大震災 救援レポートにも、4月16日付 増島さんが 今の被災地の皆さんの様子を伝えています。ここからご覧ください。
村井雅清さんから届いたメッセージにも、
「復興、復興」というかけ声とは正反対に、精神的にはまだまだ日々のリズムに馴染んでいくことが叶わぬ方が少なくありません。被災者によっては10年経っても、20年経っても「心の復興」が思うように行かない被災者がおられると思います。だからこそ、私たちは、可能な限り被災者のペースにあわせて、各々の寄り添いができればと思います。
・・・とあります。
そして、同じメッセージに、なんと「まけないぞうに使うタオルが不足気味」と書いてありました。
!!!!!! タオルがなくなりそう!!!!!!! ・・・ このタイミングの、このニュースに喝を入れられたような気がしました。
たゆまず忘れず、持続して応援し続けていかなければ、タオルが足りなくなってしまう。
「まけないぞう」の作り手さんが増えるということは、「まけないぞう」を通して、寄り添っていくことの必要が「ぞうさん」というかたちを取って、わたしたちに語りかけている・・・ということなのです。
お引っ越し先の決まらない「まけないぞう」があふれてしまうことのないように。
わたしたちができることは、とにかく忘れずに応援を続けること。
単純すぎるかもしれませんが、「まけないぞう」一本で 行くしかないのだ。
作り手さんへ「忘れていませんよ、お仕事づくり 生き甲斐づくりのために まけないぞうをもっともっと作ってくださいね」と伝え続けていきますよ。
風化させない 被災地への思い。どこにいてもできる「まけないぞう」の応援。これからも続けていきましょう。
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そんなわけで、リラの花の薫るこの季節、あらためて「まけないぞう」の意味を考える機会をいただいて、身のひきしまる思いのmakenaizoneです。
Facebookのmakenaizoneページでは、4月21日 「いいね」を押して応援してくださる方が200人を超えました。
そして、「タオルを集めてください!!!」という呼びかけに応えて、たくさんの方が お家のなかを探したり、お知り合い、ご近所に声をかけてくださったり、「もったいない」としまっていた おばあちゃんのお家から持ってきてくださったり・・・ 漢方の先生のところで出くわして発掘してくださったりと・・・ いろいろ動いてくださっています。
こんな感じです。
どうぞ引き続き、タオル 集めてください。よろしくお願いします☆ ご協力いただいている皆様 ほんとうにありがとうございます。
この原稿を書いているところへ、増島智子さん(被災地NGO恊働センター)の最新レポートも飛び込んできました。
4月半ばに神戸へ戻った増島さん ふたたび岩手県遠野へ2週間の予定で向かいました。被災地にも春の花が咲き乱れています。
難しい決断を迫られて、どうどうめぐり 精神面でたいへん辛い思いをしている方・・・ まけないぞうで「負けないぞう」と思っておられるとのことです。
こちらです 東日本大震災レポートNo.165 (4月27日)
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日本のいろいろな地方から、そして世界のいろいろな国にお住まいの方が、「まけないぞう」を応援してくださることに感謝です。
「まけないぞう」の力に助けられて、これからも進んでいきます makenaizone。
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2月〜4月のmakenaizoneの動きを以下にまとめました。ご覧ください。 (続きを読む... more...)