2013.3.30

2013年3月30日 土曜日

冴え返るという季語がある。
春になってから寒さがぶり返すという春の季語だが、30日はそんな一日だった。

夜、ETVでチェルノブイリ関連の番組を観た。
ウクライナ政府が事故後25年経って出した報告書についての番組だ。
昨年の再放送なのだが、何度観ても、否、観れば観るほど、私たちへの大きな警告であるということに気づくのだ。

冷戦の時代に東西で核実験が繰り返され、実験場の周囲に住む人々の被爆が隠されてきた事実がある。
福島の事故よりもチェルノブイリの事故よりも、もっともっと以前から世界中で被爆の隠蔽が行われてきたのだ。
だからこそ、IAEAやWHOを始めとした国連機関に属する専門家たちは、チェルノブイリ原発事故後に見られている病気の発生に関して、「科学的・疫学的な因果関係はない」と未だに断言している。
けれども……である。

私たち日本人は今こそ、もっともっと真剣に、チェルノブイリの現実と向き合わなくてはならないと思うのだ。
チェルノブイリには残念ながら、私たちの国の未来の一部がある。
最も大事なことは、今ならまだ、私たちはその未来を変えることができるのだから。
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