美しい笙の音とともに・・・ 秋のベルリンに「まけないぞう」のお引っ越し 完了です。 Japanese music and Makenaizô in Deusche Oper, Berlin, with Mayumi Miyata

2012年9月28日 金曜日

【makenaizoneメンバーの田中幸子より、ベルリン訪問のニュースです】

9月20日

ドイツのベルリンへ。オペラ公演に出演のため「まけないぞう」といっしょにベルリンに滞在中の宮田まゆみさんに会いました。
ヘルムート・ラッヘンマンさん作曲のオペラ 「マッチ売りの少女」=バリバリ前衛音楽です。
宮田まゆみさんの役は、最後のほうで「少女を死へ誘う妖精」。
以前にパリのオペラ座では、白い着物のような衣装だったそうですが・・・ 今回は 真っ黒な衣装でした。
宮田さんの笙の音が、静かに静かにオペラを終幕へといざない・・・ 静寂の世界へ収束していくさまは、まったくの素人の田中の耳にも、感動そのものでした。

今回、30頭のぞうさんが宮田さんといっしょにベルリンへ。
そして、そのうち半分は、ドイツのザールブリュッケンにお住まいのお友達 バイオリニスト 木場倶子さんが、ドイツで首を長くして待っててくださる方々へ、持って帰られました。

#木場倶子さんは、宮田さんを通じて「まけないぞう」と出会い、ドイツのザールブリュッケンで「まけないぞう」を応援しています。こちらもご覧ください。

#日本食料理店の森田さんでは、「まけないぞう」が引っ張りだこになっているそうです。応援ありがとうございます☆
それから、今回の公演でオペラにいっしょに出演しておられる方々、特に ラッヘンマンさんの奥様(日本の方だそうです)が「わたしもぞうさんが欲しい!」と言われたとのことでした。
ベルリンでも、大人気の「まけないぞう」だったのですね!!

左の写真で宮田さんといっしょに写っているのは、ベルリン在住のフランス人 トーマスです。
トーマスの親友であった中川努さん(当時 関西学院大学教授)は、95年の震災のときに西宮で亡くなりました。
だから、日本の震災のことはひとごとではないと感じています。ずっと待っていた「まけないぞう」に初めて出会って、感激に面持ちです。
小さな2人の子どもたちも、ぞうさんがとても気に入ってくれました。

秋のベルリンに「まけないぞう」のお引っ越し 完了です。


ページトップへ Top of page