台風24号は対馬海峡の真ん中を抜けて、最大時に935hPaあった勢力は急激に減衰していったものの、日本海側を東北東に進みながらフェーン現象を起こしたので、各地で強風と猛暑をもたらした。
午後から関西学院大学の災害復興制度研究所@丸の内キャンパスで、原発避難者支援制度の医療部会。
2人の講師からレクチャー、その間のディスカッション。今回も思う所多々あった。
この研究会、回を追うごとに「タブー」が溶けてゆく感じがする。メンバーの気心が知れてくるというのは本当に大切なことだ。
原発避難の問題に関しては、実はそこ此処に「タブー」が存在している。その「タブー」は下手に触ると火傷をするが、触らなければ触らないでどんどん険しくなり大きくなる。「タブー」は魔物のようなものだ。だから「タブーを作らない」という研究会にしてきた。
それにしても時間が足りない、と、焦る日々だ。
一日診療して、終わってから帰って、食事をすると寝落ちてしまう。
本が続けて読めないし、原稿の〆切が近づいてきても、頭に何も浮かばない。
ペインクリニックは肉体労働だから、近い将来このままでは立ち行かなくなるだろうなぁ。
自分に与えられた時間は、そう長くはないだろうから、このまま行けるところまで行くしかないのだが……。
それにしても、思い切り長い論文を今年度中に複数書かねばならないのは、かなり辛いな。明朝はラジオの収録だ。早く寝なきゃ。