2013.7.24

2013年7月24日 水曜日

参議院選が終わったら、TEPCOが汚染水が海に流出していることを正式に認めた。
いや、99.9999999999999%漏れているに決まっていたのだが、こんな姑息的な選挙用の発表に関して、怒る福島県の漁協などは重々理解できるのだけれども、文句ばかり言っていても仕方がない。

今から何ができるのか?

わたしは痛みの医者なのだか、痛みをため込んでため込んで、仕方なくどうしようもなく悪化してしまった、そんな患者さんを診る機会が多々ある。
そんな場合、大抵患者さんは困り果ててくたびれ果てて、わたしの所にやって来られる。
医者に怒られるかもしれないと、すごくビビりながら、でも縋るように、痛みでうな垂れながらやってこられるのだ。
そんな患者さんを、心から怒れる医者などいないはずだ。
少なくとも、わたしは出来る限りを尽くそうと思うのだ。

何を言いたいのかというと、TEPCOは困り果ててはいないのだろうか?
野田政権もアテになどできなかったが、アベノミクスは更に「事故など無かったことにしちゃった」感がアリアリで、誰も頼るわけにはいかず、かといってどうすればいいのかもわからず、下手にバンザイすれば環境を護ることには少し寄与するかもしれないが、後ろから斧が飛んでくるのは必至で、とても言い出せやしない……いまTOPCOでは、そんな事になってやしないのだろうか。そう、まるでわたしの患者さんのように。

わたしは思うのだ。もうここまで来たら、TEPCO単独でこの急場を乗り切る事は不可能に違いない。
この土木や原子工学にド素人のわたしですら、明らかに理解できることなのに、なぜマスコミを始め、国会も、アカデミズムも、言論人も揃いも揃ってダンマリなのだろうか?

みんな座して死を迎えれば良いとでもいうのか?

海への流出、地下水脈への影響、どうすれは止められるのか、直ちに力を貸してもらえるように、世界中の英知を結集してもらえるような環境を整えようではないか。

これを読んだら、どの国の人々も、力を貸してください。
日本の政府にもTEPCOにも実はアレバにも、もう知恵も気力も無くなっているんです。
どうか、地球の環境を護るためにも、わたしたちに力を貸してくれませんか。
心より心よりお願いします。
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