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被災地から自主的に避難をされている人びとがいる。
こういう人びとの存在自体は知っていても、一般的には詳しい実情は全く知られていないのではないだろうか。
学術的にはいくつかアンケートがあったり、自主避難者同士の交流会があったりはするものの、私はその実態は知っているつもりで、全く分かっていないことに気がついた。
福島県の中通りから他府県に自主避難をしている友人。
千葉県の高線量地域から夏休みの間だけ、息子を連れて北海道に自主避難をしている後輩。
Facebookで知り合って今では時々会う友人の娘夫婦も中通りから会津に自主避難をしている。
その三人に共通なことは
幼い子どもが居る
夫は震災前の仕事をしている
身体的にも精神的にも経済的にも負担が大きい
と、ここまでは今までもよく知っていたことだったのだが、ごくごく当たり前の事をFacebookの友人に教えられた自分がいた。
そう、みな若い夫婦であることなのだ。
20代〜30代の夫婦たち。
夫も2〜30代であれば、収入も社会での立場も、まだまだ細いはずだろう。
私のように50代半ばの人間とは何もかも違うのだ。
人生経験も違うだろう。しかも、今のこの前例のない困難な状況の打破など、幼い子どもを連れて知らない土地で生きてゆくには、余りにも過酷な事ではなかろうか。
知った土地での子育てであっても、たくさんの未知との遭遇が人生にはつきものなのだから。
私たちは自主避難の人びとの苦しみや悲しみや諦観について、余りにも無知なのではないだろうか。余りにも無関心なのではないだろうか。
もっともっと、この若い世代の夫婦とその子どもたちのことを知ろうとしなければならない、と、心から思った9月の残暑の日。彼女らの心と身体がポキンと折れてしまう前に……。
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【Facebookで知り合って今ではすっかりリアルでも仲良くしている、娘夫婦が自主避難している友人より】
自主避難は選択するたけでも凄い労力を要するのです。
福島は広いですから大きく三地方に別れてます。浜通り、中通り、会津地方。問題は中通りです。
中通りは一年半たった今でも高いところは毎時1マイクロを越えるところも少なくありません。そんな中、小さなお子さんのいる家庭全部が自主避難をしたくても出来ない現実もあるのです。
お母さんは子供のために避難したい。お父さんは仕事がある。お爺ちゃんお婆ちゃんは大丈夫だと言う。家族の中でも分断がおきます。地域でも分断がおきます。
あそこの家は福島を捨てて逃げた…。
やっとの思いで決断して踏み切った自主避難。県外避難は受け入れ先で住宅は用意してくれますが、その他の費用は一切出ません。週末お父さんが会いに行く交通費など出ません。
子供は順応性がありますから良いですが、取り残されていくお父さんとお母さん。
県内避難の場合、自主避難に関しては一切の費用が出ません。お父さんは中通りでの仕事を続け、少しでも線量の低い会津地方へ家族で移転した家族も大いですが、引っ越し費用、転居先の住宅費用はもちろん、お父さんの通勤のための高速代すら出ません。会津から郡山間は夏場でも2時間かかります。雪国ですから冬場は帰れない日もあります。そんなときお父さんは会社に寝泊まりするのです。 こんな現実を皆さんご存知でしょうか?
第3代修斗世界バンタム級王者 漆谷康宏さんの公式ブログ Good Lacquerで紹介していただきました。
また、軽いぎっくり腰(´Д` )
頸椎ヘルニア&ぎっくり腰もちの自分が信頼して通院しているペインクリニック(麻酔科)の青木クリニックへ。
院長・青木先生の治療のおかげで現役生活が続けられますm(_ _)m
頸椎ヘルニアや腰痛に悩んでる方は是非
青木クリニック
東京都中央区銀座1-13-7
木挽ビルBF
診療時間 平日
AM9:00~13:00
PM2:00~6:00
休診 土曜・日曜・祝祭日
写真はいつもお世話になっている青木先生と。
手には、まけないゾウ(o^^o)
これは阪神・淡路大震災の時に神戸で生まれた「まけないぞう」。その後の新潟中越地震や中越沖地震などの被災地に引き継がれ 今回の東日本大震災でも東北・北関東に広がっています。
いま被災者は、生まれ育った地域からも、隣近所、友人たちとも離れ離れになっています。 また、慣れない避難所生活やその後の仮設住宅などでは個々別々のくらしになっていきます。 ともすれば、孤独になりがちな復興までの生活の中で、仕事を通して元気になってもらうこと。 「まけないぞう」は仕事づくりや生きがいづくり、新しい仲間づくり、崩れてしまったコミュニティーを 再構築することにつながっています。また、支援者と被災者・被災地をつなぐ“縁”ができます。 心を伝える「まけないぞう」。
http://dgup.jp/makenaizou/index.html