ドクター青木のぞうさん日記

makenaizone主宰の青木正美が、自分の生活の中でできるボランティアとは何かを考え、実行してみよう、そんな四方山話を綴ります。
Dr Aoki's Prescription...

2012.12.13

2012年12月13日 木曜日

朝からチャットでmakenaizoneの仲間と連絡を取り合うこととなった。
俄に、makenaizoneいえ、まけないぞうの精神そのものを問われる事態となったからだ。
田中幸子編集長の暮らすオーストリアはまだ夜中の時間から始まって、日本時間の晩遅くまで意見を交わしつつ調整がつづいた。
青木の鉄砲玉というか瞬間沸騰の脳みそは、今に始まったことではない。そこに田中の的確な解析とナビゲーションがしっかりと手当され、ようやく一件落着とあいなった。
それにしても、改めて田中幸子編集長の「胆力」に助けられた一日だった。
そう。持つべきものは、胆の座った友である!


2012.12.12

2012年12月12日 水曜日

今日は午後より原発避難者支援研究会@関西学院大学・丸の内キャンパス。
全国に避難している被災者・自主避難の方々が、等しく継続的に健診を受け医療費免除が実現できるよう、現在の医療制度と原爆手帳などの公的医療制度について、ザックリ勉強した。
しかし、聞けば聞くほどどうしてこんなにも歪な制度なのだろう、この国の医療制度は。
古い古い旅館が新館を建てて、離れとそのまた先に別館を継足し、床の段差も何のその的な。建て増し横出ししてどんどん歪な制度になっていったようだ。
さぁて、これにどうやってしっかりと「アネックス」をくっ付けてゆくか。
政権交代が近い。新政権には果たして「アネックス」案に詳しい人材が居るのだろうか。
災害復興には、殊に原発避難者の健診は待ったなしなのだから。


2012.12.11

2012年12月11日 火曜日

山中伸弥氏(京都大学医学部)のノーベル医学生理学賞の授賞式が行われた。
100年後の地球ではきっと、「人類を救ったのは山中伸弥である」と評され、地球人の誰もが皆、
彼の成した仕事の恩恵に浴していることだろう。
その命の概念そのものが変わった瞬間を、わたしは同じ地球に生きる人類の一人として、
しかも同じ国の同世代の医師として立ち会い見聞できたことを、心から神に感謝している。


makenaizoneのクリスマスぞう 

みわ子さんに連れられて、まけないぞうクリスマスバージョン、やってまいりました!


2012.12.10

2012年12月10日 月曜日

今朝は寒気団が入ってきて、とびきり寒い一日となった。
診療終了後、災害復興関係で仲のよい弁護士さん4人と忘年会兼勉強会。
いま福島県の被災者の方々の状況がどうなっているのかの情報交換をした。
わたしはいつも思うのだ。
いま、法律家と医療者は手を携えて、この困難な時代をきり拓いて行かなくてはならない、
今ほどそれが求められている時代は、決してなかっただろうと。
下戸の青木が少しだけ酔っぱらった夜だ。

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