マイナス10℃の軽井沢で夜を過ごし、晴天の朝を迎えた。
本日は晴天なり。
さて、ホテルの部屋に届いた信濃毎日新聞の一面。
自民党の憲法案に対して、改憲の方向が逆なのではないか、との主筆の提言が載っていた。
世界の憲法は、権力者を縛るものである。現在の日本国憲法も。
しかし自民党案ではそうなっておらず、これは憲法の本来性を欠くものではないだろうか、と。
一遍で目が醒めた。
憲法についてしっかりと事の次第を見張ってゆかねばならない、と朝から思った軽井沢の日曜日だ。
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夜になって、東京はかなり強い雨になってきた。
気温も下降中で、未明から雪になるかもしれないという。
東北ではとっくに雪になっていることだろう。
福島から山形へ母子避難をしているママの中心にいるNさんがFACEBookで心から叫んでいる。
10日ほど前も関西のシンポジウムで会ったばかりなので、心情がよく伝わってくる。
「気持ちが上がったり下がったり。あと一年は帰らないと決断したけれど、夫の顔を見て声を聞くとその度に揺れる。避難を決断するときもそうだったし戻るときもそうだ。
家族が離れて暮らすこと。または放射線のリスクを気にしながらの生活を続けること。このどちらかを選択しなきゃならないなんて、やっぱり理不尽だ。
笑っているけれど多くの悲しみを抱えている私たちの本当の声が、届くべき場所に早く届きますように。もう限界な人が、たくさんたくさんいるのですから」
こんな晩には「どこでもドア」が心から欲しい。
100の言葉より、30秒のハグが必要な時もあるもの。