ドクター青木のぞうさん日記

makenaizone主宰の青木正美が、自分の生活の中でできるボランティアとは何かを考え、実行してみよう、そんな四方山話を綴ります。
Dr Aoki's Prescription...

2013.2.6

2013年2月6日 水曜日

降る降るとすごい警戒されていた東京の雪だったが、降らなかった。気象庁の大空振りだ。
しかし「見逃し」よりも「空振り」の方がずっといい。殊に災害に関しては、大空振りでいい。

6日の日本時間の朝、南太平洋のソロモン諸島でM8という大きな地震があった。
その後、日本列島の全域に津波警報が出た。幸いなことに被害は殆ど無かった。
警報は大きく出せばいい。被害があってからでは遅いからだ。

考えてみればごく当然のことだ。
そう。これからも、大空振りは大歓迎だ。
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2013.2.5

2013年2月5日 火曜日

降るなら降れよ覚悟したから #mutamagawa

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2013.2.4

2013年2月4日 月曜日

十二代目市川團十郎丈の訃報に暮れた一日だった。
約10年もの間、急性前骨髄球性白血病と闘って闘いぬいた人だった。
個人的には市川團十郎丈の命を必死に守ろうとした歌舞伎の方々の、強い意志に触れることとあいなった。市川家の名跡の重さを教えられた日々だった。
時は流れ、あの時の関係者は皆、鬼籍に入られた。
改めて、心よりお悔やみ申し上げる。
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2013.2.3

2013年2月3日 日曜日

夜、NNNドキュメント『今、伝えたいこと(仮)』を観る。
福島県相馬高校に通う女子高校生が自信で脚本を書き演じている、放射線障害に対する差別を描いた演劇だ。
演劇だからフィクションだが、限りなく等身大に近い彼女たちの心の叫びだった。
3人の高校生の一人がネットの書き込みを苦に自殺をしてしまう……。

なぜ自殺するのが高校生なのか、この国の大人たちはもっともっと頭を抱えて考えるべきだ。
これほどまでに原発を許容してきたこの国で、私たち大人たちは結果的にこれに歯止めをかけられなかったのだ。
歯止めをかけることは、実は出来たはずなのに……。

福島の子どもたちを救う。差別の手から子どもたちを救う。
この国の大人の一人として、わたしは出来るだけのことをしよう、と、改めて誓う晩だ。
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2013.2.2

2013年2月2日 土曜日

この冬は早いうちから大寒波が到来して寒い日が多かったが、ここ数日暖かい日が続いている。
とくに今日は日中、とても暖かかった。
何でも立春前に20℃を超えたのは、44年ぶりだそうだ。
311のあとは何があっても驚かないが、季節ぐらいもう少しゆっくり動いて欲しいものだ。

何かおかしな陽気だなぁ、と思っていたら夜になって北海道十勝地方でM6.5という大きな地震があった。
東京も震度2ほど揺れた。震度の図を見ると、北米プレートが全部揺れたようだ。
数えてみればこの揺れの範囲の中に、泊原発、東通り原発、女川原発、福島第二原発、福島第一原発、東海原発、とものすごい数の原子炉が存在する。

ちょっと待てよ。異常なのは決して自然などではないぞ。
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