「まけないぞう」ヨーロッパへ オーストリア ブライテンブルン村 Makenai-Zô’s Advancing in Austria

2011年9月20日 火曜日


2011年8月24日 オーストリア ブライテンブルン村へ「まけないぞう」のグループが到着しました。ブライテンブルンはオーストリアの主都ウイーンから車で40分。ハンガリーとの国境近くの大きな湖のそばにある静かな村です。
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The first “Makenai-Zô” (Never Give Up Elephant) Expeditionary Force (the M.E.F. !!!) has reached Austria from the earthquake area of East Japan. The MEF landed – with very little opposition, no casualties and only light damage to one of them (crushed in the suitcase!!) – in the lovely small town in the Burgenland of Breitenbrunn (this is about 40 minutes by car from Vienna, close to a big lake and in the middle of the wine-growing area – so the elephants will have plenty to drink!) The MEF has advanced into friendly territory and established themselves in families in the region, as you will see from the photos when you click on the blue title to access the web-page … Where next for the MEF? Will you not give one a home???


8月27日、最初の1頭がロスヴィータさんとフリッツさん夫婦の家へ。そして、この第一号が皮切りとなって、翌日にはたくさんの人たちが「まけないぞう」との初対面を果たしました。
被災地の方たちが手作りにされた、ふわふわの丸いお目目の「まけないぞう」。
それぞれに顔や色や模様も違っているなかから、それぞれの人が「マイ まけないぞう」を選んで家に連れ帰りました。とても可愛らしいと評判です。オーストリアの人たちから大歓迎の笑顔で迎えられた「まけないぞう」のヨーロッパ「第一歩」でした。


8月27日 ロスヴィータさん
「ぜったいこの子は女の子よっ☆かわいい〜!!すごくうれしいです。手を動かす仕事で被災者の方たちが少しでも悪い想い出を忘れられる瞬間があるならば、とても素敵なこと・・・そして義援金を待っているよりも、まけないぞうでお金が入るようになれば、励みになりますね。」







8月28日 北アイルランド出身イギリス人のジョニーさん
「このぞうさんの名前は?・・・Makenaizo 、なるほど 被災地のあなたのことをずっと忘れずにいますよ っていう意味なんだね」
奥さんのシギーさん「家族みんなのゾウサンよ」
ジョニーさん「僕のゾウサンなんだけどな〜 でもみんなも使っていいヨ」


村の医師ジョーゼフさん(左)とクラウデイアさん(右)夫婦
クラウデイアさんは「わたしは これ!」と、ピンクのぞうさんを迷わず選びました。(さかさまになっていますが・・・)
白いぞうさんはケニア人(オーストリアに20年前から在住)のインギさんの家へ。







緑色のまけないぞうを選んだ ユッタさん
この日 集まっていた友人たちに「日本からわざわざやって来たぞうさんよ!震災と津波と原発の被災者の方が作っているのよ、このタオルのぞうさんを皆が家で使うようにすれば支援できるのよ。」とドイツ語で説明してまわってくれたユッタさん。
「遠い国にいるわたしたちも、ぞうさんを通じて日本で辛い思いをしておられる方たちの役にたつことができるって、とても素晴らしいことだと思います。まけないぞうを広めることに協力できる私たちは、ほんとうに幸せです。」




ストライプの模様のぞうさんを選んだ アリスさん
「かわいがって使います、作ってくれた方によろしく伝えてね」











スージーさんとモニカさん
「少しでも元気が出るお手伝いができるのなら。大切に使います。ありがとう!」











イヴォンヌさんとゲオルグさん夫婦
「日本のぞうさんに毎日会えて 辛い思いをしている方の役に立てることなら ほんとうにうれしいです。ありがとう!!」
Makenai-Zô’s Advancing in Austria









エリザベートさん(右)
「ひとつは新しい家に引っ越したら使うわ、もう一頭は孫娘が喜ぶと思います。ニュースで見聞きして、何かできることはないのだろうかと考えていたので、まけないぞうさんに出会えてほんとうにうれしい、決して忘れませんよ!」






前の晩に第1号の「まけないぞう」を買ってくれたロスヴィータさん(左)
「もう1頭!!ふわふわぞうさんにもう〜夢中なの」







ケニア出身のインギさん(左)
「うちの主人の妹が、先月 癌で夫を見送ったのです。彼女の心が和むように まけないぞうさんをプレゼントしてあげようと思います。
つらい思いをしている人には 手を動かしてこんな可愛らしいぞうさんを作って 仲間と集まっていっしょに働くことが大きななぐさめになるのでしょう。
気持ちと働きを分かち合う大切さが、わたしにもよくわかります。
あきらめないで!かわいいぞうさんをたくさん作ってください。それがわたしたちの慰めにもなります。ほんとうにありがとう。」


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